IT'S ぴいまん!

絵本作家・イラストレーター
あんどうともこ(ぴいまん)の、いつでも絶好調日記

8・1・3

2008-02-01 | 育児日記
モーリス・ルブラン作、
怪盗ルパンシリーズ「8・1・3」。
小学生3年生の頃に読んだ本です。
それまで、本に無縁だった私が、
読書感想文のために、母のアドバイスもあり図書館から自分で探した本です。
その当時に読んだ「8・1・3」の、
ページをめくるたびに起こるワクワク感と、
頭の中で世界が広がる楽しさの感覚は、今でも身体が覚えています。

久々に、
この「8・1・3」を手に取り、
読み返してみました。
当時の感じた感覚、そのまんまの感動が私の中にありました。
小学生の私がワクワクしたことを、
今の私が同じようにワクワクしていました。
ちなみに、当時とは違う発見をしたところは、
堀口大學の訳は面白いなと思ったことです。
でも、
この当時と変わらない感じ方は素晴らしい!

これは、絵本にもつながることでしょう。
小さい頃、母によく読み聞かせをしてもらった絵本。
全ページに丸い穴が空いていて、
人差し指を入れると、茶色いもはもはの布によって芋虫みたいなのが出来る絵本です。
その布の感じがすごいリアルで私は、すごい怖かった。
その怖さを克服しようと、
何度も自分の指をその布に入れてみたことを、
今でも覚えています。

リアルな感覚の体験って、
身体が覚えていえるんですね。

そんな絵本も作ってみたいものです。

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2 コメント

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Unknown (ミオリ)
2008-02-01 10:03:19
確かに子供の頃に読んだ絵本って、
読み返すと今でもあの頃の気持ちになるな~
今、実家から絵本を持ってきてあるんだ。
自分が子供の時好きだった絵本を、
今度は自分の子供に見せる。
絵本ってずっと色褪せない大切なものだね
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母から子へ (ピーマン)
2008-02-01 14:32:51
我が子に読み聞かせしながら、
自分も感動出来る…
きっと、ミオリちゃんのその気持ちは、
読み聞かせしながら、子供にも伝わっているんだろうな。
母から子へ伝わる感動。
色褪せない大切なもの。
絵本っていいな。

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