前回投稿した紹介動画の後半です。動画は警察無線ですが、緊急時に統括先と支部間の連絡を想定して通信の要点を書き出してみました。
◆統括先は通常1本の無線、電話などで支部と通話をし、用件・情報を統制するため逐次処理となる。一人が通話していると他は待たねばならない。
◆統括と通話が成立したら、要請したい用件を先に伝え、加えて状況説明をしても良いか確認する。詳しい説明は後にした方が良い場合もある。
◆統括は、通話希望が多数重なった場合は、相手先を指定して他の支部には待ってもらう。
◆支部から統括へ状況報告したい場合、曖昧な点は不明か推定である事を伝える。
◆一通り通話が一巡した後、通話が休止しても、統括からの指定呼出に応答出来るようにする。支部の個人が現場対応に忙しいと通話できないこともある。支部内で常に統括を受信する担当を決めて、一斉通報を聞き逃さないようにし、担当は周知確認する。
◆統括と連絡取れず、現場で救急要請など対応できた場合は、統括に通話回復した際報告して、二重要請のないようにする。
以上簡単ですが、緊急連絡での考察でした。
地下鉄サリン事件 警察無線を地図で再現 後編