最近、コケを見に行くことが多い。
今の季節は、山ではコケがよく目立つ。
前回、ブログに書いたコケは、識者の方に確認をしていただいて、
「トサヒラゴケに間違いないであろう」と言っていただいた。
セイナンヒラゴケとの区別は難しいらしい。
以下の点がポイントみたいである。
1.胞子体がついていれば区別は容易。トサヒラの蒴は苞葉に隠れ、セイナンは飛び出している。
ただしセイナンの胞子体を見ることは非常にまれなよう。
2.葉面の横皺は両者を比較しないとわかりにくいかもしれないが、セイナンは深い皺が多い。
3.沢山の葉を調べて、葉の上部左右がやや角張っているものがあれば、セイナンと判定できそう。
セイナンは先端がややとんがっている場合もある。
4.セイナンの枝のほうが多く、長いと言われているが、これも比較の問題だろう。
5.セイナンは、垂れ下がっていることが多い印象。
比べてトサヒラは、立ち上がっていたり、寝ていたりしていることが多い印象。
トサヒラゴケ
環境省カテゴリー:準絶滅危惧種
大阪カテゴリー:絶滅危惧種Ⅰ類
セイナンヒラゴケも見てみたいものである。
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