先日の話。
仕事はいつもの業務でなく、研修だった。
いつもの仕事終わりの時間より、
娘たちのお迎えにも比較的余裕があったはずなのに、駅のホームには走る私。
たった10分、されど10分。
この10分が5つほど駅を進んだ場所の時間にこんなに影響するとは。
過去に2度ほど階段を駆け上がって、目眩がして倒れたことがある。小さなトラウマ的な記憶。でも、そんなことは気にしていられない。お迎えの時間が迫っているのだ。
改札を出て、今度は階段を駆け下りて。
今やすっかりどこに出入り口があって、どこに繋がってるのか把握し、迷うことなく使いこなすことができる地下街へ。
最も効率良く、駐輪場へ向かえると思われる経路を走る。
途中で背の高い黒人男性が
Excuses me…
と話しかけてきた。
走る私とすれ違いかけたスマホを見ながら歩く女性に声をかけたのか、
それとも、私に声をかけたのか。
私はよく、年配の方や外国の方に声をかけられる(と思う)。
義母は
話しかけやすい感じの人っているのよぉ。
と言う。
スマホをだけを見ながら歩く若い女性か、
明らかに彼女より年を重ね、話しかけやすいオーラを持っているだろう…が、駆け抜ける私か、
いったい、どっちに声をかけたのか。
でも、今は立ち止まれない。
ごめんなさい。
スマホの彼女もまた立ち止まる気配はない。
心の中で、
私ではないな。
と勝手に結論付けて、走る、走る。
なんだか、私、いつも急いでるなぁ、焦ってるなぁ。
前はそんなことにふと気づくと、自分にうんざりしていた。なんで、もっと落ち着いてられないんだろう。焦るばかりで、なんて成長のない自分!
でも、なんでだろう。
今は、まぁいっか、と思う。
いずれ走れなくなる日が来る。
何かを犠牲に、ひき逃げしながら、なぎ倒しながら走ってることもあるかもしれないけど、多分、いつかUターンして倒してきたものに手を差し伸べながら歩いている気がする。
だから、よくわからないけど、もう落ち着いてもいいはずの、『良い年』になってしまったけど。
とりとめのない事を考えながら、無事にお迎えの時間に間に合った。
仕事はいつもの業務でなく、研修だった。
いつもの仕事終わりの時間より、
娘たちのお迎えにも比較的余裕があったはずなのに、駅のホームには走る私。
たった10分、されど10分。
この10分が5つほど駅を進んだ場所の時間にこんなに影響するとは。
過去に2度ほど階段を駆け上がって、目眩がして倒れたことがある。小さなトラウマ的な記憶。でも、そんなことは気にしていられない。お迎えの時間が迫っているのだ。
改札を出て、今度は階段を駆け下りて。
今やすっかりどこに出入り口があって、どこに繋がってるのか把握し、迷うことなく使いこなすことができる地下街へ。
最も効率良く、駐輪場へ向かえると思われる経路を走る。
途中で背の高い黒人男性が
Excuses me…
と話しかけてきた。
走る私とすれ違いかけたスマホを見ながら歩く女性に声をかけたのか、
それとも、私に声をかけたのか。
私はよく、年配の方や外国の方に声をかけられる(と思う)。
義母は
話しかけやすい感じの人っているのよぉ。
と言う。
スマホをだけを見ながら歩く若い女性か、
明らかに彼女より年を重ね、話しかけやすいオーラを持っているだろう…が、駆け抜ける私か、
いったい、どっちに声をかけたのか。
でも、今は立ち止まれない。
ごめんなさい。
スマホの彼女もまた立ち止まる気配はない。
心の中で、
私ではないな。
と勝手に結論付けて、走る、走る。
なんだか、私、いつも急いでるなぁ、焦ってるなぁ。
前はそんなことにふと気づくと、自分にうんざりしていた。なんで、もっと落ち着いてられないんだろう。焦るばかりで、なんて成長のない自分!
でも、なんでだろう。
今は、まぁいっか、と思う。
いずれ走れなくなる日が来る。
何かを犠牲に、ひき逃げしながら、なぎ倒しながら走ってることもあるかもしれないけど、多分、いつかUターンして倒してきたものに手を差し伸べながら歩いている気がする。
だから、よくわからないけど、もう落ち着いてもいいはずの、『良い年』になってしまったけど。
とりとめのない事を考えながら、無事にお迎えの時間に間に合った。