『新・日本男児と中居』という番組を観た。
自分の『好き』や『興味』をとことん突き詰めている男性たちに話を聞く番組だ。
私は服が好きだ。
すごくセンスがあるわけでもないし、ハイブランドが好きなわけでもない。
こだわりがあるわけでもなければ、特定の好きなブランドや店があるわけでもない。
服の何かに詳しいわけでもない。
ただ、自分が素敵だな、って思った服を見たり着たりすることが好きだ。
自分の洋服を見ると色々と思い出す。
この服着てた時、こうだったな、とか。
それなりのエピソードがある。
松浦弥太郎さんを崇拝する人の回の時、自分の持ち物にエピソードがある、って話してて。
私の持ってるものは、一生もののすごくハイクオリティなものではないけれど、それなりのエピソードがある。
そこに、幸せなことだな、って思った。
片付けや掃除はあまり得意ではないけど
靴下を繕ったり、毛玉を取ったり、汚れた食器をキレイにしたり。
疲れたものたちが蘇る姿が好きだ。
今まで、靴下を繕う事も毛玉を取ることも、生産性がないし。
きっと『世間的には』その時間を考えると新しいの買った方が早いし、高い物ではないし、
なんて考えて、なんとなくやってる自分が惨めに感じられた。
『新・日本男児と中居』を観て、
私の時間だから私の好きにやって良いんだよね、って。
そんな当たり前のことに気づかされて、気持ちが軽くなった。
これからは思う存分、疲れたものたちを探してメンテナンスする作業を楽しもうと思う。
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23.私の持ち物にはストーリーがあること
24.自分の好きなことに素直に向き合えた