早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

饅頭姫、目覚める

2024-09-06 06:27:16 | 日記

 「暴れん坊将軍」、きょうは饅頭姫(鶴姫・野咲たみ子)独壇場だったね。

 越後・椎谷藩という小藩の姫君で養子に夫に迎え、後を継ぐことになっているが、父親の殿が死んでから大食いが止まらなくなり、江戸屋敷や茶屋で食べまくる。一日50個食べるという。火消し「め組」のお葉(伊藤つかさ)は小石川養生所の医師見習いでもある。椎谷藩の江戸家老が屋敷に招き、大食い治療をしてくれと言う。お葉は「私は見習いの身」と断るが、「男の医者ではダメだ。あなたにお願いしたい」と懇願される。承諾するお葉だが、鶴姫は受け入れない。

 でもなぜか、外出すると、狙われる。何の具合か、通りかかった吉宗に助けられ、「め組」に避難することになる。自分を「わらわ」と言い、吉宗をも「お前」と呼ぶ姫様だが、椎谷藩の窮状を訴えようと上京した百姓たちから生活ぶりを聞くと、目が覚め、吉宗や「め組」の面々に頭を下げる。

 女将のおさい(浅茅陽子)は、「もう大食いは治ったよ」とささやく。そして、鶴姫はお家騒動にも気付き、夫とともに調査する。

 殿の妾腹の男が藩を乗っ取ろうと両替商と組んで、地元の山を百姓から奪い、そこに眠る水銀を独占しようと企んでいることを知り、自ら敵の前に立つ。かなうわけない。ここにまたもや吉宗登場。御庭番(密偵)が鶴姫の動きを報告していたからだ。成敗。しかし、御庭番(才三、茜)は峰打ちの吉宗と違い、平気で斬るので、これまでどれくらい殺してきたんだろう。まあ、職務だからね。

 鶴姫夫婦は藩を立て直したという。写真はうまくないが、鶴姫、かわいかった。