ピリカヌプリ

欝岳

欝岳(うつだけ)は道北の興部と滝上に跨り裾野が地図上で直径20kmもあるバカでかい山
林道が入っているとは言え、奥まで行くことは出来ないので長大な距離の登山になる。
なにより、名前が面白い!
欝だよ!ウツ! 日本人ならウツと言う言葉に良いイメージなどなく、まず病気を想像しちゃう… ナゼその字を当てたのか… 名前の面白さからも登ってみたい山の一つだった。 
そして、欝岳は一等三角点の山でもある。
独立峰で裾野が広い一等三角点、展望は期待できる。
 
西興部の道の駅で朝を迎え、真っ先に目に飛び込んで来たのは昨年登った拳骨山!
あいつもキツかったけど、今日もキツいよね…
 
友人とお揃いの1839のナンバー2台で出動
山ヤは突き詰めていくと走破性より宿泊性に重きを置く人が多くなる。
(お金持ちは別)
旅の延長だもん
 
欝岳への林道、意外に走りやすい。
どうやら林業の作業が入っているようだ
 
 
林道走行の多い僕はご多分に漏れずショベルつけてる。
林道の轍を直して進むのに、後ろに付けるより前の方が作業しやすい。
すぐ取れてすぐ直せる。なので林道荒れてもへっちゃら。
 
車を駐め、林道を歩いていくと、山の中に唐突に看板
見る人少ないだろうなあ。
どうしても知ってほしい主張なんだろうなぁ。
 
林道から地図上で狙っていた場所に取り付く。
すごく登りやすいのは季節を当てたからだろう。
この時期で良かったぁ!
 
サクサク行ける
 
残雪も利用できた。
でもコケたら一発アウトなトラバース一択
 
キックステップを慎重にしないと、時々ガチガチに凍ってる
 
ピーク!
もう感無量の360°の景観
 
 
シアッシリ山や函岳方面
毛鐘尻が目の前
 
南側、大雪山方面
 
大雪山、天塩岳方面
 
南面なのに雪がまだあった。
それで景色が見れたんだね。
 
ウエンシリなど、北見山地方面
ポロナイポ遠いね
 
ヤブを漕ぎ、羆の気配に笛を吹き、雪の急斜面はアイゼンを効かせて辿り着いた頂上は期待以上の大絶景
大雪山や天塩山地も見えるけど、美深の山々がスゴい、シアッシリ山や函岳が目の前に。
そして北見山地が近い、ウエンシリ岳どっしりと大きく見える。
オホーツクを眺めながらのんびりする。
あと2日は眺めてるだけでワクワクできるのに、帰路を考えると行かなきゃならないのが残念
 
一等の文字が見て取れる。
付近に木片があり、何気なく拾うと朽ちた看板だった。
 
一等三角点全国ガイドという2015年発行の書籍にもこの看板があり、すでに苔むしている。
残骸でも見れて良かったと思う。
 
欝どころか爽快な山だったな、景色に春の芽吹きに新緑、そしてオホーツクのブルー
真冬にここから流氷を眺めにまた来たいなあ。

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