今日は

カツ丼弁当

写真は撮っていたけど、いつも以上にまずそうだったから載せるのをやめた。

でも、手抜きのわりには上出来だったと思う。

帰ってきた息子に感想を聞くと、「めっちゃうめかったー」と。

息子は私のど下手なお弁当を、いつもほめてくれる。

たまにはまずかったとか言ってもええのに、と言うと、「だって好きなものしか入ってないし、ほんまにうまいんじゃもん」と言ってくれる。

穏やかで優しい、いい子。

朝、家から出ると今日も私は、ただひたすら働いていた。

患者さんに「お大事に」と言いながら、私も病気みたいと思う。

気分転換に新しい制服を着ていくと、常連さんたちが「かわいいね、よく似合ってるよ」とほめてくれる。

伸びた髪を巻いていけば、「いいねその髪型」と言ってくれる。

ありがとう、うれしいな、と言いながら、笑顔がうまくつくれない。

せっかくほめてもらえているのに、気分がのらない。

いつもなら、「そお？かわいい？うれしーわ。注射、痛くないように刺すよー」とか、ノリノリで答えるのに、無理だな。

バカでも愛嬌があればええんよ、とか思いながら働いていたのに、それじゃどうにもダメじゃが。

少し鬱っぽい。

でも…自分がまいた種。

ため息をつきながら家に帰ると、「お帰り」と大きな声で玄関まで出迎えてくれる息子と、大きなおしり(美ケツ)を向けて迎えてくれる娘がかわいい。



5年後10年後、自分はどうなっているんだろうな。。。