私が大学生の頃に亡くなった曾祖母。
享年94歳?だったかな。
明治生まれの彼女は保険が嫌いだった。
曾祖母はそれよりももっと上の世代、戦争経験者だった。
今でも生命保険の免責事項には「戦争」が入っているのだけれど、曾祖母の時代もそうだったらしい。
そして契約していた保険が無意味になったと聞いた。
そして、曾祖母の子に当たる祖父は遺伝性の障がいがある。
告知項目にも載ってる事をこの仕事を始めてから知った。
当時の診査では民間保険はお断りだったんだとも思う。
(今は商品によっては完全なお断りではありませんが、時代ですね)
そりゃ、嫌いになるよね。
私は生命保険の営業してるけど、嫌な思いしてる人には無理強いするもんじゃないとは思うんだ。
目に見えない商品だからこそ、その人の背景と感情も大事なんですよね。