昨年、警察官になったパートナーの甥っ子クン。
半年間の見習いも終了して、色々な現場に行くようになったらしい。
スウェーデン時間の月曜日の夜に、ストックホルムで起きたRed and White Crewというギャングの喧嘩(?)で3人が怪我をして、一人が重体という事件が起きた。
その現場での報道に、ちょびっと彼が映っている。
http://tv.expressen.se/nyheter/inrikes/1.2553024/mc-gang-drabbade-samman-i-stockholm
警察官になるって決めてからの彼は、物凄い速さで成長したように見える
元々、口数の少ないおとなしいタイプで、余り自分の意見を言わないので、26歳になっても何を考えているのか全然わからなくて、周りは少々心配していた。
真面目すぎて彼女もいなくて(かと言って、堅物ではない)、単におっとり系なだけだったのだが、パートナーはいつも「何かやりたいことがあるなら、いつでも相談に乗るし、資金も出すから」ってせかしていたけど、ちゃーんと自分の道は自分で決めた
子供の頃から警察官か消防士になりたかったらしい。
警察学校に行くようになってからは、体系だけじゃなくて精神的にもすごくタフになった。
きちんと人にも話ができるようになったし(相変わらず口数は少ないけど)、自分の意見もしっかり語れるようにもなった。いや、元々できたと思うけど、家族には甘えていたのかもしれない・・・
警察官になると決めてから、学校を含めて3年半ぐらいかかっているが、こうしてりっぱな警察官になって活躍しているかと思うと、オバサンは嬉しい
人には、それぞれの成長のスピードがあるんだと思う。
年齢云々じゃないなぁ~って思う。
自分の時もそうだったが、「〇〇歳なんだから、〇〇しなさい」とか言われるのが大嫌いだった。
日本では特に「30代で結婚してないの?」とか「早くしないと子供産むのが大変よ」みたいな会話が多くて、気が狂いそうだった
多分、他人の場合は、そういう事を言うことに大した意味はないんだと思うけど、家族の場合は、「心配=過保護」になる。
うちは決して過保護じゃないけど、両親は二人とも口うるさいタイプなため、ウザかった。
ある程度の年齢になったら、遠くから見ていて欲しいと思う。
大人って(って、何歳から大人なのかは?だが)、自分が10~20代の頃のダメっぷりを忘れてしまうものなんだよね。 それを棚に上げて、自分の子供には「ちゃんとしないさい」って言うけど、転んだり、失敗して泣いたりすることによって次の展開が考えられるし、将来も考えることが出来る。
何も考えていないように見える子でも、ちゃーんと色々考えているんだよね。ほんとは。
・・・ということで、パートナーしかり、過保護な親を見て思うのでした
kanaさんに暖かく見守ってもらって甥っ子さんは幸せです。
でも一度、覆面パトカーをスピード違反と思って停めてしまったそうですが、先輩警官は「キミのやったことは、100%正しい!気にしなくて良いから」って言われたそうです