北欧からのひとりごと...

北欧(スウェーデン&ノルウェイ)生活から、脈略の無いひとり言を綴っています。

甥の仕事ぶり

2011年09月07日 | ひとりごと

昨年、警察官になったパートナーの甥っ子クン。

半年間の見習いも終了して、色々な現場に行くようになったらしい。

スウェーデン時間の月曜日の夜に、ストックホルムで起きたRed and White Crewというギャングの喧嘩(?)で3人が怪我をして、一人が重体という事件が起きた。

その現場での報道に、ちょびっと彼が映っている。

http://tv.expressen.se/nyheter/inrikes/1.2553024/mc-gang-drabbade-samman-i-stockholm

警察官になるって決めてからの彼は、物凄い速さで成長したように見える

元々、口数の少ないおとなしいタイプで、余り自分の意見を言わないので、26歳になっても何を考えているのか全然わからなくて、周りは少々心配していた。

真面目すぎて彼女もいなくて(かと言って、堅物ではない)、単におっとり系なだけだったのだが、パートナーはいつも「何かやりたいことがあるなら、いつでも相談に乗るし、資金も出すから」ってせかしていたけど、ちゃーんと自分の道は自分で決めた

子供の頃から警察官か消防士になりたかったらしい。

警察学校に行くようになってからは、体系だけじゃなくて精神的にもすごくタフになった。

きちんと人にも話ができるようになったし(相変わらず口数は少ないけど)、自分の意見もしっかり語れるようにもなった。いや、元々できたと思うけど、家族には甘えていたのかもしれない・・・

警察官になると決めてから、学校を含めて3年半ぐらいかかっているが、こうしてりっぱな警察官になって活躍しているかと思うと、オバサンは嬉しい

人には、それぞれの成長のスピードがあるんだと思う。

年齢云々じゃないなぁ~って思う。

自分の時もそうだったが、「〇〇歳なんだから、〇〇しなさい」とか言われるのが大嫌いだった。

日本では特に「30代で結婚してないの?」とか「早くしないと子供産むのが大変よ」みたいな会話が多くて、気が狂いそうだった

多分、他人の場合は、そういう事を言うことに大した意味はないんだと思うけど、家族の場合は、「心配=過保護」になる。

うちは決して過保護じゃないけど、両親は二人とも口うるさいタイプなため、ウザかった。

ある程度の年齢になったら、遠くから見ていて欲しいと思う。

大人って(って、何歳から大人なのかは?だが)、自分が10~20代の頃のダメっぷりを忘れてしまうものなんだよね。 それを棚に上げて、自分の子供には「ちゃんとしないさい」って言うけど、転んだり、失敗して泣いたりすることによって次の展開が考えられるし、将来も考えることが出来る。

何も考えていないように見える子でも、ちゃーんと色々考えているんだよね。ほんとは。

・・・ということで、パートナーしかり、過保護な親を見て思うのでした



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2 コメント

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Unknown (ハッピードッグ)
2011-09-08 23:59:43
甥っ子さんのことが気になっていましたが,確実に成長しているようですね。
kanaさんに暖かく見守ってもらって甥っ子さんは幸せです。

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ハッピードッグさんへ (Plommonfelt)
2011-09-09 00:48:27
甥っ子は仕事をとても楽しんでいるようですよ~!勤務時間帯もマチマチで大変なのかなーと思っていたら、休みも沢山あるみたいだし、充実しているようです

でも一度、覆面パトカーをスピード違反と思って停めてしまったそうですが、先輩警官は「キミのやったことは、100%正しい!気にしなくて良いから」って言われたそうです
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