こんにちは~!
本日は今年のウクレレ工房レポート第2弾!
Naturel Ukulele さんへお邪魔してきました~♪
Naturel といえばキヨシ小林さんの愛器としても有名なブランドですね!
個人的にもかなり好きなブランドなので、一体どんなところで作っているのか興味津々!興奮気味のレポートです(笑)
こちらがビルダーの猶木 義郎 氏!(話題のBabyと!)
愛知県北名古屋市にて製作されています。
ジェイクを聞いてウクレレに興味を持ち、ウクレレを購入したが納得がいかず、
「なら自分でつくっちゃお!」が製作のきっかけとのこと。
一般人のワタシからは想像もできないですね・・・。すごい行動力です。
工房の中はこんな感じでした~!
こちらはサイド材を曲げる機械、ベンディングアイロン!
製作途中のものや、完成品もたくさんありました♪たまらない光景です。
右の2本、当ブログでも話題のBaby-Ukeです。先ほど猶木さんが持っていたものですが、
めちゃくちゃいいです。
シビレました。
特にマホガニーボディの方は音量もビックリするぐらいありますし、
音程も抜群。Low-G張ってますんでソロにもバッチリ使えます♪
おぉ・・・、こちらはソプラノとコンサートの中間サイズ。
コアボディとスポルテッド栃ボディ!キレイですねぇ。
完成が楽しみッス。
貼り付け前のトップ板発見!コチラも楽しみ!
加工前のネック材。この角材があのネックになります!
そして猶木さんといえば、元ジュエリー職人という変わった経歴をお持ちなんです。
その経験をしっかりウクレレ作りにも生かしてます。
真ん中にある木の工具、すり板と呼ぶそうです。ジュエリーのお仕事では必需品の工具とのこと。初めて見ました!
そしてコチラが、手万力。手で持つタイプの万力です。コチラもお初。
例えば、ナットやサドルを作成する時などは、手万力に材を挟み、すり板で固定しながら・・・
こんな感じで削って成形していくんですね~!
ジュエリーの作品なども数点見させて頂きましたが、どれも細かく繊細で素晴らしい作品ばかり。
そこで培った、モノを正確に削るという基本をウクレレ作りにもしっかり生かしているんですね。納得。
そしてNaturel といえばそのデザイン性の高さ。
猶木さんも、良い材を使い、シンプルでセンス良く仕上げる事にこだわりを持っているとのこと。
シンプルなんですが、ポイントをついた装飾、ボディバランスの絶妙さなど個人的にはかなりツボをつかれます。つかれまくりです。
猶木さんとのお話で印象的だったのは、
「ウクレレを作るという自分の好きな仕事をする以上、
自分自身が気に入ったもの、納得したものを作るということを全うしたい」
という言葉でした。そしてさらに
「そのウクレレを手にとり、長く使ってもらうことができたなら、
これ以上の喜びは無いですね。生きがいですよ!」 とのこと。
Naturel のウクレレをご覧になった方はお分かりかと思いますが、
細部にまで非常に丁寧で、猶木さんのこだわりが全てのウクレレに
十分に詰まっています。
確かな技術とセンスに裏打ちされたウクレレ製作に対する
熱い思いが素晴らしいウクレレに繋がっているのだと実感しました。
納得。
今回数本オーダーしてきましたが、
その内の一本にはとても思い入れがあるらしく
「あのモデル作れるのかぁ~!」
と、すご~~~く嬉しそうな表情の猶木さんがとても印象的でした。(笑)
ホンットにウクレレが好きな方です。
今回のオーダー品も入荷次第コチラでご紹介したいと思いますので
今しばらくお待ちを!
お忙しい中ご案内頂きまして本当にありがとうございました!
また次回、必ず行きますので!
ホリグチでした~!
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