まだまだ先にあるのが億劫にはならないが
もういいじゃないかと思いながらも
意気揚々と行軍すると…
…圧巻。
息を呑む、言葉を失う(良い意味で)。
富士山の五合目から見る景色も凄かったが
その凄いとは別物の凄さ。
どうしたらこう積み上げられるのだろうか?
自然の力?人の力?
人ではないよね、やはり…鬼?
色々と想像を膨らまさせる史跡ですよ。
生きているうちが勇気の使い時ですよ(曲より拝借)。
もう最終日にやっとお日柄も良くなり
3日目にして最高のお天道様が顔を出してくれて…
此処まで来た想いが天に通じたのだろう。
此の角度!向かって左側の岩の重なり合ってる
割れ目に入っていくと『魎呼』の封印されている
場所に続くのだ、アニメだと。
実際は入れないがね(無理)。
右側の岩だと中に入れるので潜入。
こんな感じ。
確かに住もうと思えば住めるよ。
伝説だと此処に鬼が身を潜めたらしいが
そういう話はありかも。
此の日もきっと野宿しながらだと思うが
鬼の差し上げ岩を描いている画家さんがいたもの。
描きたくなるよ、この絶景。
絵心あれば描きたくなるって(絵心皆無)。
此の他にも鯉の形をした岩や皇の墓(not樹雷家)など
沢山の史跡があるのだが時間がないので
またの機会にと泣く泣く端折る。
聖地に来れた事、想像以上の神秘的・幻想的な空間。
感動の余韻に浸りながら次のステージに。
次は鬼の岩屋の封印されていた部屋のモデルになった場所。
下山しタクシーを呼び行く先を告げ
今回の我々の聖地巡りのファイナルステージに向かう。
広がる田園風景。
反して高鳴る鼓動。
急に始まる街の説明。
急に交差点に立つ萌え看板…
…萌え萌えな看板だと!?
田んぼや畑しかない中にかなり違和感というか
完全に場違いな看板が。
あまりの異様さというか
「果たして需要と供給はあるのか!?」というか
それはそれで我々の慣れている文化(笑)だと
運転手さんが丁寧にご当地トークをしているのだが上の空。
気になって気になって仕方がない。
どうやら同人誌やそういう関係のお店らしい。
写真は一瞬の事だったので撮影出来ず。
次に来た時は云ってみようと野良狗路くんと相談(笑)。
ハイ、話は反れました。
到着しました。
目の前に到着も良かったがジワジワと近付いて行ったほうが
確実に感動もひとしおだろうと思い手前に降車。
備中国分寺。名刹である。
其の場所からノンビリと歩いて行こうと。
…と思ったら聞き覚えのあるキャッキャッした乙女集団が。
岩屋ですれ違った女子達だ。何のサークルだ?
『90年代アニメ研究会』の皆さんか?(絶対違う)
向こうも不思議だと思っていたと思うが
自分も「ストーカー扱いされたらどうしよ?」と
ただただずっと思っていました(被害妄想拡大中)。
そして我々はもう春の匂いを感じ始めた
其の地を目指しユックリと進むのだった。
~最終回に続く~
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