我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

雪の女王

そういや12月の日記を書いてなかった(汗)。
例に及ばずライブの話だけどね。



皇紀弐千六百七拾弐年壱拾弐月壱拾五日(土)


あれは10月だったでしょうか。
池袋の某ライブハウスにたまたま観に行ったら
出演されていた、とある表現者。

其のライブの中でも群を抜いた独自性を持ち
そして周りよりも演出・楽曲・歌唱力のクオリティの高さ。
余りにも感動して黙ってジーッと真剣に見入っていた。

自分の目的は別の表現者だったのだが
其の人が気になって気になって仕方がない。
完全に心を奪われた模様。もう一度観てみたい!!



そんな訳で自分は神楽坂の某ライブハウスに訪れた。
其の表現者の名は『森野王子』。
童話の世界を中心にした楽曲を唄うソロのボーカリスト。

しかし、いきなりワンマンライブに来ていいものか?
全く予備知識がないまま中に。
あの日の感動を求めて階段を下りていく。

う~ん、昔よく通ったハコですなぁ、と個人的にしみじみ。
よく此処で『大日本意識革命軍 狂暴』や『金色』を観たものだ。
そんな想いに耽けながらアルコールをチビチビ飲んでいると
まもなく開演との事!!待ってました!!



まずオープニングアクトの『FICE』が出て来て
会場を段々と温めながら注意事項の説明。
此方もどんどん気持ちが高ぶってくる!!
そして開演…










…初めて観た時以上に真剣に見入ってしまった。
いや魅入られたとでも書くべきか。

森野王子の見えない力により小さいハコが
壮大で幻想的な世界にみるみる変化していくではないか!!
まるで絵物語を読んでいるような感覚に陥る。

普通のMC中に物語が進行したり
そうかと思えば物語の中で急に現実に戻る。
フィクションとノンフィクションの狭間を揺れ動く、
しかも綺麗に融合しているので違和感なく楽しめる!

演劇でもないミュージカルでもライブでもない、初めて観る世界。
此れが彼女(?)の謳う『歌語り』なのだと実感。



そしてライブの醍醐味、幸せの連鎖♪
またまた素敵な表現者と出逢う。
其の歌姫の名は『ミーウェル』!!


ステージに夢中になり過ぎて時間が経つのが口惜しい。
あっという間にワンマンライブ終了。
物凄く癒された、心が洗われた。
ライブに行って、こんな感覚は初めてかも。
森野さん、最高!!

最後にミーウェルさんと森野さんの物販で音源を購入。
聴き比べしてみるべく。
森野さんの音源を全てを買わなかったのは
また来ますよとの意思表示。


なんか心がスッキリしたまま帰宅。
此の状態が続けばいいなと就寝。
良い夢見れそう。



皇紀弐千六百七拾弐年壱拾弐月弐拾参日(日・祝)



お久しぶりですの立川の某特撮バー。
此処で特撮ソングのクリスマスライブがあると聞いたので
中学からの友人C氏を引き連れてやって来た。

来てみたら驚嘆。メンツが3人。
アレ、自分は一人しか出演者を聞いてないのだが!?
…まあ、いいか。とにかく楽しもう。


良い塩梅な時間に入店したので直ぐに開演。
誰がトップバッターかワクワクしながら待っていたら、
入口に名前のなかった人が出てきて此の曲↓を熱唱。


</object>
星降る街角/敏いとうとハッピー&ブルー


最初に出てきたのは店主の隊長こと宍戸勝氏。
真っ赤なエナメルのド派手な衣装で参上!!
何でムード歌謡かと思ったが、アレですよ。

そうでした、そうでした。宍戸さんはムード歌謡歌手。
そして数年前には『敏いとうとハッピー&ブルー』に在籍。
此の曲で始まってもおかしくないよね。
でも突拍子もなく現れて歌いだしたからキョトンとしてしまった(笑)。


宍戸さんのオープニングアクトも終わり此れからが本番!!
宍戸さんと云えば『超力戦隊オーレンジャー』。
そしてオーレンジャーの主題歌や挿入歌を歌った人と云えば…



そうです、皆さんもご存知の『速水けんたろう』さん!!
歌のお兄さんと言えば皆さんも知っているだろう。
向かって左が速水さん、右が宍戸さん。

当時を振り返ってのトークを挟みながら数曲披露。
1曲だけ客からのリクエストで歌ってくれるのだが
やっぱり…『だんご三兄弟』をチョイス!!
いやぁ、懐かしいなぁ。しみじみ。


</object>
疾風!!アイアンリーガー~限りなき使命~


…だけど個人的には↑此の曲を聴きたかった。
後日、某関係者から聞いたところ第二部では歌ったらしい。
うぬぬ、羨ましい…。 (ノД`)



速水さんのステージを楽しんだ後は御大の登場!!
『宮内タカユキ』(向かって右)さんがメインイベントだ!!
宮内さんと云えば真っ先に思い浮かぶのが『超電子バイオマン』。
今宵はバイオマン関連の楽曲中心に熱唱。

そうなるとゲストで出てきたのは此の写真の真ん中の人。
バイオマンで『レッドワン/郷史朗』を演じた『坂元亮介』さん!!
最初、太秦の悪代官でも乱入してきたのかと…(オイッ)。

もう坂元さんは親しき二人に囲まれノリノリ。
「俺、歌手じゃないよ。」と言いながら
持ち歌の『夕焼けのペガサス』(バイオマンの挿入歌)を熱唱し、
宍戸さんとのトークがほぼ漫才を見ている感覚に(笑)。


それはそうと速水さんもそうだが宮内さんも歌声が当時と全く変わらん!
人間、歳を取ると声も劣化していくのだが二人は当時のまま。
コレがプロなんだとつくづく感心してしまった。 ヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ


そんなライブも佳境を迎え宮内さんにも客からのリクエスト。
…だがしかし司会の宍戸さんが宮内さんにどうしても
歌って欲しい曲があると客に同意を求め始める。

お客はもちろん快く承諾。
其の曲は…『仮面ライダーBLACK RX』!!
最終的に店内全員で大合唱みたいになる。
嗚呼、良かった。本当に良かった。


</object>
悪魔の猛牛(バッファローマン)

</object>
ベルリンの赤い雨(ブロッケンJr.)

</object>
覆面の狩人(ビック・ザ・武道)


…彼の楽曲で愛してやまない、これらをリクエストしなくて良かった。
珍しく空気を読んでしなかった、特撮集まりだし。
それでも一応書いたんだが、そっと鞄にしまった(笑)。

最後は宍戸さんの乾杯の音頭でフィナーレ。
何で最後に乾杯なんだよ、コッチは飲み終わってるぞ!?
相席の方とも友人とも乾杯出来ず、静かに其の場を流す。
で、最終的に宍戸さんの一言で解散。


…乾杯したんですが帰ってください。


オチとしてコレがしたかったからと思うと
ライブが壮大な前フリみたいになる発言(笑)。
こういう事を素でやる隊長がお茶目。


しっかし、あっという間だったな。
ホントに2時間経過したんだろうか。
締めに宍戸さんと坂元さんに出口で熱い握手をして
お見送りをしてもらいお店を後にする。

一緒に行ったC氏も喜んでくれたみたいで無問題。
たまには良いな、こんな童心に戻れるライブも。
そして今回のライブが今年のライブ納め。


また、ずっと素晴らしい時間を共有するためにフラフラと
何処かのライブハウスに顔を出すのだろうな、来年も。
まさに「NO MUSIC,NO LIFE.」
音楽は読んで字の如し!『音を楽しむ』ものなのだ!!

嗚呼、音楽の素晴らしさ!!
来年とは言わず常に自分を魅了してくれ!!
ジャンル!?…そんなもんはどうでもいいんだよっ。
素敵な人よ、どんどん出てこいや!!(某高田風)
何はともあれ…皆さんお疲れ様でした。
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