我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

岡山無用!道中鬼 ~月明りに照らされて銀河警察初登場!!篇~ -其ノ参-

~続き~




着いた、着いた。此処だよ、此処。
『鬼の差し上げ岩』、又の名を『鬼の岩屋』とも言う
奇蹟的に積み上げられた巨大な岩石群。

現実の世界では此処は桃太郎の敵の鬼の大将である
『温羅(うら)』が巨大な岩を積み上げ棲家とした伝説がある。

だが『天地無用!』のストーリーの中では
宇宙海賊『魎呼(りょうこ)』(CV/折笠愛)が700年の間、
封印されていた祠のモデルになった場所なのである!!
(但しOVA版のみ。TV版は違う。)




それはそうと…観よ、此の絶景!!


只でさえ感嘆の溜息が出る光景にだね、
舞い降りた雪が加味されて美しさが倍々ゲーム。
更に幻想的かつ神秘的な風景となりました。

何も知らない観光客でさえ見惚れると想うが
天地ファンは其れ以上に感動するのである。


OVA版第三期の最初の方にある
天地の母親の葬式の回想シーンと同じ。


弐人揃うと下らない事をギャーギャー喋る人間が
お互い黙してしばし此の風景を淡々と眺める。
天地ファンと云うか日本人に生まれた事を感謝。

だって四季折々の自然を楽しむ文化を持っている民族。
我々にも遺伝子的に其の感性が有るのに感謝。


先程の写真の向かって左側の岩を組み上げて出来た
窪みは女性器を模っていると云われているらしい。
確かにそんな感じがする。実際のを見た回数は少ないが(コラッ!!)。



とりあえず中の様子でもと潜伏。
まあ、只の窪みだよね。何の変哲もない。



其の後…此の世に生まれ出づる。人生、二度目!!
コンニチハ、現世の皆様!!


…友人の爆笑が辺りに響き渡る。
母さん、今日も平和です。
今頃、東京は冬の嵐で大変でしょうが。





そして予定調和の中で鬼の差し上げ岩のほうにも潜伏してみる。
それはそれはそうと不動明王様の小屋に
色々と書かれているが落書きなのか?
落書きだったら許せないよね。

記念だからと書く奴は豆腐の角に頭をぶつけて死んじゃえよ。
不動明王様に失礼だろうが、此のバカチンが!!(金八風)
仏の顔も三度まで。怒らせたら怖いよ、明王様?



いやぁ、知ってはいたが隙間風の酷い物件ですなぁ。
当時の日本の気候はどうだったのだろうか?
伝説とは云え温羅様はさぞかし寒かったでしょう(馬鹿な発言)。

ついでにツイッターに此の画像で
「気分はスペランカー気分!」とツイート。


…フォロワー、誰も反応せず。


アレ、おかしいなぁ。良かれと思ったのだが。
みんな照れているのかなぁ?

それともアレか、小さなオッサンの戯れに
構っていられるほど暇じゃないのかなぁ?
(勿論、其の通り!!)


『天地無用!』の聖地巡礼で来たものの
其れ以上に自然の驚異に再び感動し下山。
何度でも来たい場所でありまする。

只、此処は自動車が無いと来るの難しい…。
そして車幅が大き過ぎても良くないというか。
道中の道が荒れていて狭くすれ違うのも困難。





我々一行は今度は南へ南へと進路を取る。
移動中、此の写真を某友人にメールする、一言添えて。
「さて私は何処にいるでしょう?」

後日、岡山だねと返信。
流石、好き過ぎて鉄道運転士になった鉄ヲタ!!
…と思ったものの、今よく見たら『岡山』と書いてあった(馬鹿)。



そして到着、午後3時半頃。
目の前の銀色に輝く謎のモニュメンントが
カラカラと風に吹かれ廻っている。



~続く~
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