まだまだ特撮熱が冷めやらぬ、にんにん。
皇紀弐千六百七拾弐年八月弐拾八日(火)
火曜日。平日も平日。世のお父さんはエンヤコラ。
だけどワタシは何だコラ!! (;`O´)o
日中からフラフラしやがって。
友人に誘われるままノホホンと北浦和。
今年の夏はいつもと違う。
数年前ならライブハウスでロック三昧、
今年はインドア、特撮三昧。
年を重ねる毎に暑さに滅法弱くなってるからさぁ。
怪獣図鑑に載るなら弱点に『暑さに弱い』と
書かれるぐらいだよ、地球人なのにね(笑)。
埼玉県立近代美術館に此の展示を見に来た。
『ウルトラマン・アート! 時代と創造-ウルトラマン&ウルトラセブン』。
今年は円谷界隈が妙に盛り上がってると思ったら
ウルトラセブンが40周年だそうで。
美術館に入り展示のある2階に向かう。
丁度エントランスの吹き抜けに初代ウルトラマンが飛んで
…いや吊るされてる、手足をピーンとして。
此の場所が地下にあるアングラな雰囲気なライブハウスなら
ちょっとしたSMショーだね(ファンに怒られるって)。
入ると真っ先に迎えてくれるのが光の戦士ウルトラマン。
次に迎えてくれるのが此の地底怪獣マグラー。
…マグラーって、そんなに人気のある怪獣か!?
確かに何かしらによく出てくるんだよ、此の子(子?)。
でも一般的にウルトラ怪獣と云えばと尋ねて
バルタン星人とかキングジョーと答えるのなら分かるが
「地底怪獣マグラー!!」ってね…。
そう答える人を未だかつて見た事ない。
自分みたいに阿呆みたいに『恐竜戦車』や『ビルガモ』を
連呼している人間も圧倒的少数派だけど(笑)。
…何処ぞの国が隣国を狙うように
常に地球は宇宙からの侵略者に狙われているのです。
其の脅威から地球を守ってくれているのが
遠い星からやって来た心優しき光の国の戦士達。
そんな彼らの負担を和らげようと自分も頑張ってみました。
自分なんか非力な地球人です。でも会話ぐらい出来ますよ。
こうなったら外交だ、カミソリ外交だ、陸奥宗光だ!!
…待て、話せば分かる。
(別の政治家の言葉ですから、それ)
ふ~、なんとか話し合いだけで
メトロン星人さんに帰ってもらいましたよ、ええ。
やれやれだぜぇい(馬鹿)。
…なんて茶番はどうでもよくて
此れが一番の目玉じゃないかと。
例のウルトラセブンの名シーンを再現出来ます、ハイ。
ファンにとってもリアルタイムで見ていた方々にも
たまらんシチュエーションを再現出来る!!
なかなか充実した展示で大満足。
場所が場所だけにお子様連れが極端に少なかった気がする。
平日だからかと思ったが夏休みだしなぁ。
まだ時間があるので次はお子様が主役の場所に向かう。
次は完全に我々みたいな大きいお友達はアウェイだぁ!!(笑)
池袋、毎年夏の恒例と云えばウルトラマンフェスティバル!
皆さんもご存知、略してウルフェス!!
昨年は展示は見なくてウルトラシリーズとコラボした
カレーショップで食事しただけだったもんな。
遡れば展示を見るなんて小学生以来かもしれない。
其の時は展示されていたナメクジ怪獣ナメゴンが
余りにも不気味で一緒に行った弟(7歳下)が
恐怖で大泣きしていたのを今でも鮮明に覚えている。
アレから20年…此れぐらいの時が流れれば
ドラマティックさを追求したならば
自分の子供を連れてなんか思うでしょう?
浅はか!!子供を連れるどころか未だに独身だし
友人と一緒に見に来てるもんね、しかも子供の目線で。
もう全く絵にならん男よねぇ…。 ┐(´д`)┌ヤレヤレ
そして事件(?)は現場で起きる。
向こうから二人組の男性がやって来る。
片方は白いニット帽に体格もよく、そして強面(オイオイ)。
完全に一般人のオーラではないオーラを醸し出している。
彼に気付いた友人(♀)が決死にコンタクトを試みる。
「何してんだよ、お前~!?」と驚く彼。
どうやら話を聞くと前日に某所で一緒だった模様。
「ウチの若いのが(ステージに)出てんだ、よろしくな!!」
と一言残して去っていく彼。
正直、中の人(スタッフや役者)に詳しくない自分。
よく分からないまま二人のやり取りを傍観。
だから直後に友人に誰だと尋ねたら…
なんと大物スーツアクターのN堀さんだった! (;゚Д゚)!
そんなに詳しくない自分でも名前ぐらいは知ってるぞ。
えええええええ、彼がそうなの!?
後からジワジワくる緊張感。
いつもそうなんだよなー、後から気付いて変な汗かくの(苦笑)。
何も知らないで会話して後々に相手の事を調べたら
其の業界では名のある人だったとか…よくある。
ちょっと小休止。横のカフェ。
なんかコラボしているみたい。
自分が頼んだのは『ゴモラの抹茶ミルク』。
…うん、普通の抹茶ミルクだ!
何がゴモラなんだと思ったらコースターだけだった(笑)。
まだ時間に余裕があるのでN堀さんの
教え子の出ているウルトラマンショーを観る。
でも…何なんだ、一体!?
怪獣の人選…いや怪獣だから人選とは言わないか。
どう見てもマニアは好きだが決して子供ウケしない
怪獣がチョイスされてるんですが…(汗)。
此処には写ってないが最初に現れたのが
『巨大魚怪獣ムルチ』だもんな。
『ウルトラマンA』にも出ていたらしいが我々にとって
ムルチと云えば『帰ってきたウルトラマン』の
例の作品ばかりに気がいくのでどうかなと。
確実に…大人向け怪獣ばかり。
埼玉で丁重に帰って頂いたメトロン星人も
キャラに似合わず大暴れしてるし『円盤生物ノーバ』なんか
子供の目線から見たらトラウマものだろ!?
無事に悪い奴らを倒してめでたしめでたし。
大団円、フィナーレを迎える。
………ん?
貴方は80?ウルトラマン80!?
ドヤ顔で一緒にいるが…
…闘いに参加してないだろ?
何だ、此のドサクサに紛れて現れて
一緒になって子供達の声援に応えてる様は。
美味しい人…いや戦士だな。
よっ、此の世渡り上手!(笑)
…いやぁー、面白かった。
何が面白かったって司会進行のお姉さんに煽られて
熱い声援を送る子供達が愛おしかった。
「頑張れぇ、頑張れぇ~!!」って。
何だな、歳を重ねるにつれ心が荒んでくる。
こういうアノ頃の純粋な気持ちを忘れちゃダメだなと。
…なんて自分が子供に可愛いとか愛おしいなんて発すると
ほぼロリコン扱いされるのでちょっと控える。
周りからそういう目で見られるんだよ、
基本的に胡散臭いキャラなんで(笑)。
ショーの後にはウルトラ戦士と握手出来る!!
テンションが上がりっぱなしなので
友人に嬉々とした表情で握手してから帰ろうと提案。
…が、冷静に却下されて池袋を解散。
う~ん、友人のほうが大人だ。10歳も下なのに(笑)。
何はともあれお疲れ様でした。
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