グラン・トリノ

数日前　主人と「グラン・トリノ」を観た
クリントイーストウッド主演の映画である
クライマックスでは　嗚咽してしまう
ひとりで観ていたら　ティッシュの山ができていたはず

20年ほど前　アメリカに住んでいた頃
駐車場でマナーの悪い若ものを
しかり飛ばす老人を観た
かくしゃくとしたその老人を見たとき
日本ではあまり見なくなった光景だったので
アメリカってすごいところだなと思った

胸が熱くなると言うか
拍手したくなるような
何かほっとすると言うか
とにかく感動したのである

イーストウッド演ずる
ひとり暮らしの頑固な老人が
とにかく愛おしい
隣人である　タオ族の家族とのやりとりが
おかしくて　かわいくて

人生の終盤を迎える老人が
これからどう人生を切り開こうかという青年タオに
何を教えるのか　何を伝えるのか

人はいつ誰と出会えるかで　
ずいぶん人生が変わるものだとあらためて思う
まあ　その人間が何を感じ
どう成長するかにはよるが
出会いは大切である

久しぶりにいい映画を観ました