戦車・AFVの事はこれまでほとんど知らなくて、ミニAFVを主に作ることにした、この2年弱の間に、関係する情報をネットや本屋さんで探した事項程度なのですが、以外と面白い。
戦史や戦歴みたいなのは興味なくて、設計思想とか生産、輸送あたりの事。ドイツやアメリカ等その国によって事情が異なっていて、知れば知るほど興味が出てくる感じです。といっても、まだまだ表面的だし、たいして知ってはいませんが。
M4シャーマン戦車は、実にたくさんの型式・バリエーションがあるという。工場で作られる型式・バリエーションだけでなくて、現地での組み替え、補修時のユニット交換など含めると、とんでもない組み合わせになるという。
車体・エンジン、砲塔・砲の径と形式、サスペンション・・・
それぞれの装置/ユニットの取り付け部分が規格として決められているので、装置に互換性があり、その為に現地でさえ組み合わせを替えることが容易にできたんだと。
これって、少し前から話題になって、自動車産業でも取り入れられているモジュール設計の走りじゃないでしょうか。性能第1のベストを作るなら、装置の規格化は害になる可能性があるのだけれど、生産性を向上し、現地での修理、部品調達を容易にする等大きい目で見ればメリットは大きいのでしょう。
ただ、作られた規格が現実に合わない失敗作だった時は全てが破綻して大変なことになってしまうのですが。
だから、シャーマンの基本設計をした人、あるいはチームってすごいな、と思うのです。それから、米軍の指導者。先行の試験をし、試作・実験して、技術的な問題が解決したことを確認してから、生産を開始させた。戦況が急がれるからと、予定を早めて試験途中の中途半端な状況で戦線に投入するということはしなかった。そのために、短期間のつなぎとしてM3リーを作ったという。大国の余裕と言えばそれまでですが。
やっぱりそれだけじゃなくて、大きな生産力と資源、進んだ科学技術、科学的・合理的な物の見方、それからある程度の民主主義、そんなものがある程度広がっていないとできない物だろうなと思います。
当時のアメリカを無条件に賞賛したり肯定するわけではありませんが、兵器の開発・生産の面から見ても、他の国々特にドイツや日本との違いは感じますね。
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全く勉強不足なので、変な事を書いているかも知れませんのでご容赦を。
それから、個人的な見解、思い込みを大いに含んでいますからご注意を。
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