calm time room

オリジナルのワイヤーアートやワイヤーアクセサリー、その他作りたいと思ったアクセサリーを製作🌟

目の話

2012-02-23 10:25:31 | ライフ

今日はOFFの日.....にしてみた

 

とはいっても

 

材料を見ると

無意識に作ってる私

(ぜんぜんOFFちゃうやん

 

まぁまぁ.....

 

 

今日のブログは

目の話

うちの娘の目の話です

 

私が経験した事が

少しなりとも

みなさん(特に3歳以下の小さなお子さんのいらっしゃる方)の

お役に立てれば...

と思い

パソコンに向かいました

 

 

 

うちの娘は

メガネっ子

 

ですが近視ではありません

 

うまれつき

弱視でした

 

ですが

うまれてすぐ分ったのではありません

 

知ってる方もおられると思いますが

誰でも

産まれたての視力は

ほんのわずか

 

そこから

成長と共に

徐々に視力があがって

3歳頃に

ようやくまともに見えてくるのですが

 

うちの子が

視力が出ていないとわかったのも

ちょうど3歳頃

 

3歳児検診では

視力が出てるか出てないかの検査はあるのですが

後になって思えば

うちの子は

それ前から色々な兆候が

出ていました

 

正面の物を横目で見たり...

テレビをかなりの近さで見ていたり...

Rimg2858

  

だけど

当時

そのような行為は

可愛いな~くらいで

たいして気にもなりませんでした

 

 

 

ここでちょっと

弱視の説明を...

 

この弱視とは

小さい頃(見る力が養われる3~6歳の間)に

治療(訓練)しないと

大人になっても視力が出ず

メガネなど矯正器具を使っても

見えない...というもの

 

『物が見える』ということは

目が物を写して

それを脳が読み取って

はじめて

見えるという行為に繋がるんです

ようは

小さい頃の『物を見る』という事を覚える成長段階に

視力が出てないと

物を見て脳に指令する事を体がしない為に

見るという事を

脳が知らないんです

(ややこしい説明ですが)

だから

目の成長時期に

治療をのがすと

脳が見る事じたい知らない状態で

成長が完了してしまうので

その後は

メガネをかけても

高い視力は出ない事になるんです

 

 

本題に戻りますが

 

3歳児検診前に送られてくる

視力の検査用紙と注意事項に

うちの子がやってるような行動は

(くびを常時かしげて見ていたり、テレビなどを近くで見たり)

要注意とかいてあったので

3歳児検診の際に先生に伝えたところ

少し様子を見て

またテストしてみて反応がなかったら

専門医に診せてくださいということでした

 

再度テストしてみたら

やはり無反応...

でもそんな重大な事につながるとは

思ってもみないし

まあ、様子見てみよっかな~くらいの気持ちで

即、病院に行こう!とは考えませんでした

 

ですが

ちょうど、その時期に実家に帰省した際

母に

この子なんか、見方がおかしいいよ?

普段から娘を見ていない母に指摘され

ちょっと不安になり

眼科を受診

 

案の定

視力がかなり低く

弱視だということでした

 

弱視の治療は

3歳以降くらいから始まり

6歳くらいまでがタイムリミットの中

気づくのが早かったので

フルに治療できるから

本人さえ頑張れば

回復は大きい

とのことでした

 

それから

弱視の訓練が始まりました

メガネをかけるのは当然ですが

うちの子の場合

両方の視力が悪い中

左右の視力が違っていた為

(まだ『見る』を覚えるという成長段階ですから

 左右のバランスが悪いと

 視力の高い方の目ばかりで見ようとする働きを

 脳がするらしく)

視力の低い方の目を働かせる為に

アイパッチという

張る眼帯のようなものを

高い視力の方の目に1日中張って

低い視力の方の目を働かせる...という

片目で見る生活が

始まりました

 

片目で見る...ということは

大人でも、かなりしんどい事

 

それを

まだ善悪の判断も乏しい

3歳児にさせるのは

大変な事でした

 

初めのころは

アイパッチを貼ったら

嫌がってはがそうとする

だけど

今の時期にきちんと訓練しなければ

後になってしまえば

もう取り返しがつかない

 

目が治る為だからねと

心を鬼にして

怒ってでも貼ると

今度は泣く

 

泣くと今度は

貼ってるアイパッチの辺りが

涙でかぶれて

今度はそのかゆさ・痛さで泣く...

 

悪循環の中での訓練でした

 

でも娘は

はがす事はしませんでした

小さいながらに

一生懸命がんばって耐えていました

幼稚園でも

がんばってはめていたようです

Rimg2854 Rimg2856

 

始めは

近くの小さな眼科を受診しましたが

都島区の大阪市総合医療センターが

各科、

小児医療が踏み込んだ治療をされていた為

3年間、受診しました

 

その甲斐あって

当時、メガネをかけても 0.1なかった視力が

今では

メガネをかけて1.2

裸眼でも0.7と0.9

まで回復しました

 

もう弱視の心配はないとの事でした

 

今でも、近くの眼科に

定期的には診せていますが

視力は

行くたびに上がっています

 

 

当時訓練していた時の事を

娘に聞くと

かなり

アイパッチとメガネは辛かったそうです

でも目の為にがんばったんだとか...

 

早く気付けば

早く治療にとりかかれる

 

このブログを見てくれている

小さいお子さんをお持ちの方

よければ

子供さんの行動など

ちょっと違うな...と感じたら

医師などに相談されてみてはいかがかな~

と思います

 

それで何も無かったら安心ですもんね

 

そして

弱視訓練中のお子さんをもった方

親もかなりしんどいけど

がんばってください

 

『冬は必ず春となる』

 

子供さんと共に

がんばって

乗り切ってください

 

応援しています

 

p.s 

うちの子は敏感肌で

通常の医院で置いてある

日本製の(名前忘れましたが

10枚入りくらいのアイパッチは

すぐ、かぶれて向かなかったのですが

 

大阪市医療センターの売店に売っていた

外国製(アメリカだったかな~...)のアイパッチは

かぶれませんでしたよ~

アメリカの動物マンガ的な絵の箱入りで

子供が飽きない様に

シール(決して可愛いとはいえませんが)が

入ってました

 

かぶれでお困りの方

一度お試ししてみては?

 

 

 


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