群論の入門書として、本書は中級者向けである。ラグランジュ、アーベル、ガロアの足跡を辿りつつ、「対称なものは美しい」という観点や方程式の可解条件が「群論」にまで昇華していく過程が解説される...
私がこの10年ほどでほぼ通読した数学書11冊を紹介する記事の続き。1では数学科1、2年生向けの...