#ネコの物語 新着一覧
連載小説「私の名前は舞」第4章 ー 石川勝敏・著
第4章 疲弊しきったような私の意識に声が聞こえる。「奥さん、だ、大丈夫ですか?」「ああ、びっくりしました。わたくしは大丈夫ですが、今のは野良猫でしょうか?」ここからは私
連載小説「私の名前は舞」第3章 ー 石川勝敏・著
第3章 私は窓から降り注ぐ陽光の中、朝食のささみをぺちゃくちゃ食べたあと、すぐに脚立の台座に飛び乗りました。そしておじさんがする正座のようにネコらしく肘を立て背筋を伸ばししゃんと
連載小説「私の名前は舞」第2章 ー 石川勝敏・著
第2章 私がどうすればいいのかその場でまごついていると、雲間から太陽光がさっと私の瞳に差し入ってきた、と同時に「まい」とささやくような声がしました。私は天啓かと思いました。
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