#光景(レビュー感想) 新着一覧
#30「聖なる夜に口笛吹いて」
クリスマスソングで僕がいつもくちずさむ曲のひとつ、佐野元春の「聖なる夜に口笛吹いて」の一節。「愛してるひとも、愛されてるひとも、泣いてるひとも、笑っているひとも、旧いひとたちも、新しい...
#29「折りけむ枝のふしごとに移ろいゆく季節 」
女郎花(をみなえし)は秋の七草のひとつ、花言葉は「はかなく堪え忍ぶ」の意。「女郎花 折...
#28「もみぢ葉に色みえわかずちる紅葉」
秋の紅葉が此の木、彼の木、此の葉、彼の葉とそれぞれがそれぞれに、いかに色づきはじめた...
#27「浅しや深し水面に映る秋の訪れ」
三十六歌仙のひとり、伊勢が賀茂詣の折に吟じた歌のひとつ。「そらめをぞ 君はみたらし 川...
#26「風の音に秋に秋添う銀杏樹」
神宮外苑の銀杏並木は、青山通から聖徳記念絵画館へ向かう道沿いにかけて、背丈の高い樹か...
#25「錦おりける紅葉と枯山水」
水を感じさせるために水を抜き、敷き詰めた白砂に帚目をつけて石とともに現れる枯山水。 ...
#24「濃さ勝りける紅葉の彩り」
京都・仁和寺、出家した宇田天皇が住職として居住した門跡寺院。またの名を御室御所とも呼...
#23「秋空をふたつに分かつ銀杏樹」
遠近感って、縦と横そして奥行から構成される光景の拡がりと思います。 縦は垂直に伸びる...
#22「待ちわびる初秋と花薄」
「花すすき 我こそしたに 思ひしか ほに出でて人に むすばれにけり」(古今和歌集 七四八)...
#21「初秋にしのぶ冬霞」
冬霞(ふゆがすみ)とは、風のない寒い朝に景色がぼんやり見える様子を冬の季語として扱う...
#8「水面から駆け昇る鯉」
人は見える範囲で大まかな特徴を把握し、見えた物の位置関係を捕捉し、見た物を認知し、そ...