三十六歌仙のひとり、伊勢が賀茂詣の折に吟じた歌のひとつ。
「そらめをぞ 君はみたらし 川の水 あさしやふかし それは我かは」(伊勢, 拾遺和歌集 五三四)
お見間違えではないでしょうか。もし、私が伊勢であるのならば、たやすく人目に触れたりなどしません。御手洗川の水は浅いのか深いかは存じませんが、あなたの見たとおっしゃるのは本当に私でしょうか。
水面に映る光景が逆さまであろうとも、もはやそこには、あなたがのぞむ私はいないとの意やもしれません。
初稿 2013/01/25
校正 2021/04/02
写真 北摂の水辺にて
撮影 2007/11/25(大阪・箕面)
「そらめをぞ 君はみたらし 川の水 あさしやふかし それは我かは」(伊勢, 拾遺和歌集 五三四)
お見間違えではないでしょうか。もし、私が伊勢であるのならば、たやすく人目に触れたりなどしません。御手洗川の水は浅いのか深いかは存じませんが、あなたの見たとおっしゃるのは本当に私でしょうか。
水面に映る光景が逆さまであろうとも、もはやそこには、あなたがのぞむ私はいないとの意やもしれません。
初稿 2013/01/25
校正 2021/04/02
写真 北摂の水辺にて
撮影 2007/11/25(大阪・箕面)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます