やまがつの かきほにはへる あをつづら ひとはくれども ことつてもなし山がつの 垣ほにはへる 青つづら 人はくれども 言伝てもなし 寵 あの人は、私の住む里に
しののめの わかれををしみ われぞまづ とりよりさきに なきはじめつるしののめの 別れを惜しみ われぞまづ 鳥よりさきに なきはじめつる...
あさなけに みべききみとし たのまねば おもひたちぬる くさまくらなりあさなけに 見べき君とし たのまねば 思ひたちぬる 草枕なり...