#古今和歌集 新着一覧
貫之集 632
ひとしれず いはぬおもひの わびしきは ただになみだの ぬらすなりけり人しれず いはぬ思ひの わびしきは ただに涙の ぬらすなりけり 人知れず思い、口には出さない恋のわびしさに、
貫之集 627
ほととぎす ひとまつやまに なくときは われうちつけに こひまさりけり時鳥 人まつ山に 鳴くときは われうちつけに 恋ひまさりけり...
貫之集 622
しのぶれど こひしきときは あしひきの やまよりつきの いでてこそくれしのぶれど 恋しきときは あしひきの 山より月の 出でてこそ来れ...
貫之集 617
いろもなき こころをひとに そめしより うつろはむとは おもはざりしを色もなき 心を人に そめしより うつろはむとは 思はざりしを...
貫之集 610
ゆめぢにも つゆぞおくらし よもすがら かよへるそでの ひちてかわかぬ夢路にも 露ぞおくらし 夜もすがら 通へる袖の ひちてかわかぬ...
貫之集 608
はつかりの なきこそわたれ よのなかの ひとのこころの あきしうければ初雁の なきこそわたれ 世の中の 人の心の あきし憂ければ...
ウォーキング(2024.1111 阪堺電車・東天下茶屋駅&姫松駅)
今日のフォト。左電車は、北畠駅で停車する阪堺電車。右電車は、北畠駅を出発して天王寺方面へ行く阪堺電車。...
貫之集 604
よとともに ながれてぞふる なみだがは ふゆもこほらぬ みなわなりけりよとともに ながれてぞふる 涙川 冬もこほらぬ 水泡なりけり...
貫之集 593
あきののに みだれてさける はなのいろの ちぐさにものを おもふころかな秋の野に 乱れて咲ける 花の色の 千ぐさにものを 思ふころかな...
索引【れ】冷泉家(れいぜいけ)=藤原定家の流れを伝える和歌の模範家の1つ/気になる言葉33
▽冷泉家(れいぜいけ) = 和歌の模範家の1つ。藤原定家(1162~1241年)の流れを...
貫之集 579
さつきやま こずゑをたかみ ほととぎす なくねそらなる こひもするかな五月山 木ずゑを高み 時鳥 鳴く音そらなる 恋もするかな...