#古今和歌集 新着一覧
貫之集 610
ゆめぢにも つゆぞおくらし よもすがら かよへるそでの ひちてかわかぬ夢路にも 露ぞおくらし 夜もすがら 通へる袖の ひちてかわかぬ 夢の通い路にも露が置くらしい。夢で夜通し愛し
貫之集 608
はつかりの なきこそわたれ よのなかの ひとのこころの あきしうければ初雁の なきこそわたれ 世の中の 人の心の あきし憂ければ...
ウォーキング(2024.1111 阪堺電車・東天下茶屋駅&姫松駅)
今日のフォト。左電車は、北畠駅で停車する阪堺電車。右電車は、北畠駅を出発して天王寺方面へ行く阪堺電車。...
貫之集 604
よとともに ながれてぞふる なみだがは ふゆもこほらぬ みなわなりけりよとともに ながれてぞふる 涙川 冬もこほらぬ 水泡なりけり...
貫之集 593
あきののに みだれてさける はなのいろの ちぐさにものを おもふころかな秋の野に 乱れて咲ける 花の色の 千ぐさにものを 思ふころかな...
索引【れ】冷泉家(れいぜいけ)=藤原定家の流れを伝える和歌の模範家の1つ/気になる言葉33
▽冷泉家(れいぜいけ) = 和歌の模範家の1つ。藤原定家(1162~1241年)の流れを...
貫之集 579
さつきやま こずゑをたかみ ほととぎす なくねそらなる こひもするかな五月山 木ずゑを高み 時鳥 鳴く音そらなる 恋もするかな...
貫之集 576
いにしへに なほたちかへる こころかな こひしきことに ものわすれせでいにしへに なほたちかへる 心かな 恋しきことに もの忘れせで...
貫之集 575
いそのかみ ふるののみちの くさわけて しみづくみには またもかへらむいそのかみ 布留野の道の 草わけて 清水くみには またも帰らむ...
貫之集 570
しきしまの やまとにはあらぬ からころも ころもへずして あふよしもがなしきしまの 大和にはあらぬ 唐衣 ころもへずして あふよしもがな...
貫之集 568
てもふれで つきひへにける しらまゆみ おきふしよるは いこそねられね手もふれで 月日へにける 白真弓 おきふし夜は いこそ寝られね...