日本支配下の済州島で日本軍と朝鮮総督府にすり寄って私腹を肥やそうとする地主の家に嫁いだ李春玉が、姑にこき使われ、10歳の夫と姑に疎まれ、婚家を出て大阪に渡り、踏みつけられながら生き抜い...
27年振りに再読となる。1995年の刊行と本の奥付きをみると印刷されており月並みであるが、ま...
梁石日『タクシー狂躁曲』★★★ これぞある意味時代小説今はなき混沌とした東京を描く。 最初はめずらし...