江戸川乱歩の「赤い部屋」は怖ろしい掌編だった。絶対に捕まらない方法で数多くの人間を殺す方法がこれでもかと開陳される。いわゆる、プロパビリティー(確率)の犯罪。失敗してもかまわないから何度...
クリスティが生前に用意していたエルキュール・ポワロの最終作「カーテン」。しかしそれ以降もポワロは生きていたのではないか...