森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「全領域異常解決室」#10

2024-12-21 11:45:59 | テレビ・ラジオ

ふと気がつくと、前回の更新から1週間が過ぎてしまいました。

テーマ絞らずの何でもアリのブログなので、書きたいことはたくさんあるのですが、やはりなんだかんだと言っても12月は時間・体力・気力とブログ更新は厳しいものが・・・・。

でもこのままずっとお休みのままも寂しいので復活しようと思います。

じゃあ、何からと言われたら、やっぱりこれでしょう。

 

終わってしまいました。

ああ、来週は無いのかと思ったらロスになってしまいそうです。

だけど満足のいく最終回でしたね。

 

ふと、このドラマの視聴率ってどうなのって思い、ウキで確認してみましたが、最終話までのは載っていませんでしたが、だいたい5パーセントちょっと。

あらっ、見なかった人は勿体ない。こんなに面白かったのにって思ってしまいました。

だけどこれはある種のSF。サイエンスの方じゃなくてファンタジーの方の。

そう言うジャンルを見ることが出来ない人もたくさんいらっしゃると思うので、まあまあ仕方がないことだったのかも知れませんね。

 

さてそんなテレビ業界の人しか意味のない数字はさておいて、最終回の感想ですが、遅れて書くと何も目新しいことは書けないです。

だから私の胸が高鳴ったシーンから述べさせていただきます。

やっぱりラストでしょうか。

小夢に「事戸を渡す」と言った興玉の少し浮かせた指がしっかりと映し出されていました。

警察に出勤するために颯爽と歩いている小夢とすれ違う興玉。

二人は見知らぬ者どおしのようにすれ違っていきます。

だけどその時、小夢が呼び出しの鈴を出して鳴らしました。

興玉は振り返りもせず。

だけどかけていたサングラスを外し去っていくのです。

その時、前から映さず興玉がどんな表情をしていたのか分かりません。だけどきっと・・・・・。

なんてかっこいい映し方なのでしょう。

思わず「キャー」って言いそうになりました(もちろん、心の中で)

 

あの鈴は、忘れていないという合図・・・・

なんだか胸がキューンとなりました。

 

胸がキューンと言えば、すべてが終わって小夢を救出した興玉が

「任務を果たしました。我々が勝ちました。」←セリフはいつも不正確

と言いました。それだけでもジーンとしましたが、彼女の手を取って「呼び出しの鈴は聞こえました。・・・・・・」

言葉が出ない興玉に小夢は「分かっています。私は人間のままでしょ。」というのでした。

「あなたを取り戻せなかった。申し訳ありません。」と言ってさめざめと泣く興玉を、優しく抱きしめる小夢。

 

彼女は襲われた時、興玉を守るために自らの手で事戸渡しをしていたのです。

そんな真実が隠されているとは思ってもみませんでした。

思わず涙が出そうになりました。

 

そしてそんな神たちを見守る人間の荒波。

この逆のシーン、なんか良かったです。

 

最終回の荒波も、すべてがかっこ良かったですね。

この人は本当に大月比呂佳を大事に思っていたのですね。

「大月が神と言うなら信じられる。」と言ってゼンケツを助けてくれたり、事戸を渡され神の記憶が消される前に、「大宜津比売神」が祭られている神社を訪れるのでした。

彼女が今回の悲劇に遭わず、この人型の人生を続けられていたら、荒波とはまた違った物語が生まれたかもしれませんね。だから神社で手を合わせる荒波の姿が、とっても切なく感じました。

 

さて胸が高鳴ったシーンで、胸キュン以外のワクワクシーンで一番は、トップ画像のそこだったように思います。

「かっこいい~ !!!」って思いましたよね。

特に、宇喜之さん、素晴らしかったです。自分の血を唇に塗って、それが力を出す発動のスイッチだったのでしょうか。

捕らわれてしまった小夢の元に行こうとする興玉とそれを行かせようとする仲間の神、それを阻止しようとする京都のゼンケツの神。

神VS神の戦い、派手で面白そうでしたね(笑)

 

そしてその京都の神が、溝端淳平さんの日野克己(ひの・かつみ)と真壁刀義さんの大和田光男(おおわだ・みつお)で、この二人の神が火と海の神で、これまたかっこいいのですよねぇ。

みんな一回だけのゲストなんて勿体ない。次は京都編でやって。とかいろいろなご意見が出ていますね。

でもその時も東京支部の面々は全員参加必須ですよね。

 

日野は火之迦具土神(ヒノカグツチノカミ)で、この神の神話をチェックすると、かなり厳しい内容が出てきてしまいます。だからそこはスルーした方が良いかもしれませんが、この神の出産の時にイザナミは火傷をして亡くなってしまいます。だからなのか他のみんなはスサノオにケガなどを治してもらったのに、この神は治してもらえず、東京バナナを買って新幹線に乗って京都に帰ります。なーんか微笑ましい^^

そしてとうとう本当の敵と戦うことになりました。

テミスホールディングス CEOの寿は、使い捨てだと思いました。って、偉そうなことを言ってしまいましたが、だって彼が集めた神候補って、見るからにクズっぽくて、不死の薬がじゃらじゃらと出てきたときに、彼らの終わりが見えてしまいましたよね。

でも怪しい野間口さん、好きなので気の毒に思ってしまいました。ヒルコを名乗る者に見いだされなかったら、それなりの豊かな人生を送れただろうに・・・。

最初から怪しいと思っていた直毘。

だって柿澤さんが、政府との連絡係で終わるわけないやと思っていたものですから。

ソーンナ理由かって言われてしまいそうですが、そんな理由からです(笑)

 

彼は、役小角でした。

よく役行者って聞くじゃないですか・・・・って、「よく」は聞かないかもしれませんが、修験道で修行する人たちの総称かと(いい加減に)思っていましたら、それらの人の開祖が役小角でした。

この方の伝説は、半端ないです。

実際、興玉と闘っても、彼の方が強いかもと思わせるものがあって、バトルシーンを盛り上げましたね。

ドラマとは関係のないことですが、この役小角と一言主のエピソードは、かなり面白いですよ。

修行を重ねた彼は、一言主などよりも力を持ち、山に橋をかけるのにぐずぐずしている一言主にかなり厳しく折檻などをしてしまいます。それを根に持って一言主は国主に讒言をし、それによって彼は伊豆に流されてしまいます。その復讐として、彼は一言主を封じ込めてしまうのでした。

科学が神の力を超えたという言葉が出てきましたが、かなり昔のその時、役小角は修業によって神の力を超えていたのですね。

 

だけど興玉は彼の正体を見破っていました。そのアイテムが犬神の毛でした。

今までのお話が、みな絡み合っていて面白く感じました。

最後に彼はハンニバルのような姿で出てきました。

だけどハンニバルは嚙みつくことしか出来ないけれど、彼は波動を打つことも出来るし(?)、いろいろと強い・・・・。
人間なんだからトイレにも行くし、一応お食事も取るのではないの ?

仮面と手錠が外された一瞬に脱獄のチャンスありって、ちょっと思っちゃよね。

こういう人は始末に悪いね。(ドラマなんだから、そこまでマジに考えるな、自分(笑))

 

で、ヒルコは誰かってところですね。

直毘はヒルコを名乗っていただけの役小角。

じゃあ、今回はヒルコはいなかったのかと言うと、もしかしたらいなかったのかも知れません。

だけど直毘の修理固成計画の失敗のあとに、最後に二宮が呼び出してしまったかも。

二宮が(名前から)ヒルコかもと言う説が出回っていて、かなり説得力があったのですが、疑問だったのが神には相手が神か人間かが分かるわけでしょう。誰も二宮が神だとは思わなかったわけで、彼女は人間だったのですよね。

だけど最後に藁の船を編み(ヒルコが海に流された時に乗っていた船)、最後にその姿が見えたのか見えなかったのかという不穏な感じで終わりました。

 

最初の頃、ヒルコを検索して調べたころ、いったいなんで親の神たちは、最初に生まれた我が子を海に流してしまったのかと気になってしまいました。

その理由が不完全だったのでと言うものでした。

太古という昔は医学や介助保護の精神の気持ちも育ってなくて、不完全に生まれたものには残酷な運命が待っていたのかも知れないと思いましたが、その時ふと、この子は大きく月足らずで体内から出てしまった者で、人の形を成すことが出来なかったのではないかと思えたのです。思わず私は自分の経験と重なり、このヒルコと言う捨てられた神が哀れに感じていたのです。もちろん真実は分からないことです。別に「古事記」を深く勉強したわけでもないし、神信仰は私にはないからです。

それにしてはこのドラマのせいで、かなり「おべんきょう」をしてしまいました(笑)

で、私が勝手に言うことですが、ヒルコは人の姿を持たない神。二宮はそんなヒルコの式神的な者になっていくのだと思いました。

 

最終回なので熱く語って長くなってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございました。

最後に京都編・平安編のスピンオフ、是非是非お願いしたいです。

京都も東京も出雲も、みんな集結しなくてはならない大きな敵と戦う映画とかもよろしくお願いいたします。

 

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「全領域異常解決室」#9

2024-12-13 01:11:37 | テレビ・ラジオ

やっぱりやっぱり宇喜之民生(小日向文世)は、乗っ取られていたのですね。

そこの部分はホッとしました。

攻撃された興玉も危うかったけれど、荒ぶる神スサノオに助けられました。

荒ぶる神って言うから、ついつい荒波警部かと思っちゃった人多数いたと思います。

実は私もそうだったらいいのになと思った一人。

確かに予告編では子供の姿がチラリと見えていたので(?)となっていましたが、何となくユースケさんがいつも不機嫌な警部どまりなわけがないと思っていたからなんです。

 

でもスサノオは子供でした。しかも大昔にはヤマタノオロチを退治したと言う武勇伝を持つ神なのに、今は虐待親の元で苦しんでいました。

生まれ変わっても引き継ぐのは、記憶と能力のみなのでしょうか。荒ぶる神と言われた性格はどうなのでしょうか。

子供の時に見たアニメの影響で、私にとってはスサノオはやんちゃだけれど勇気と強さを持つヤマタノオロチ退治のヒーローだったので、ちょっと納得のいかない感じがしました。子供と言うのは大人になって豹変するものではないからです。

それともそんなスサノオでさえ、愚かな人間の親に苦しまされていて、人間と言うのはつくづく神々を失望させる存在なのだと言うことを強調させるためのものだったのかも知れませんね。

今回の前半、興玉と小夢のふたりに胸がキュンキュンした方もたくさんいらっしゃたのではないですか。

小夢の「私の大事な人を助けて」と言う言葉もそうですし、興玉の横に寄り添う姿にやはりこの二人は・・・・・って思いますよね。

それに事戸渡しの前に死んでしまうことで、今目の前の危機から逃れることも出来ても、それをやったら小夢を殺すと脅かされたら、興玉は出来ません。

同じ言葉の繰り返しだけれども・・・・

ああ、この二人はやはり運命の人・・・・・

と、なると、切ない人が一人。

1000年目の結婚記念日は来ないかもしれないね、芹田さん(ノД`)・゜・。

 

今回、あっという間に終わったような気持もあるけれど、なんだかお話の展開がギュッと詰まっていたように思います。

興玉の武の心得は、神の御業によるものではないー。

凄くかっこ良かったけれど、多勢に無勢でとうとう捕まってしまいました。(ちょっと納得できないけれど)豊玉も、決死の覚悟で飛び込んできた戦闘力が低い芹田も。

私、ここですべてを知った荒波警部が助けに来てくれるのではないかと、無駄な期待をしてしまいました。

(捕まってしまったのは、真のヒルコと会うための、これもワザとじゃないかと疑っています。)

 

で、とうとう恐ろしいことが起きてしまいました。

守るべき価値のない人間たちの排除でしょうか。

バンバンと人々が自殺を始めてしまいました。

興玉たちの危機を知って、小夢は思わず荒波に助けを求めて警察まで走ってきていました。そこに立ちはだかったのは二宮でした。

この方、役者さん的にも単なる脇役ってわけないなと思っていましたが、ツイッター(現X)では前々からヒルコではないかと言われていましたね。

根拠は、

 

彼女の言葉には、ヒルコとしての説得力があったでしょう。これで決定かと思ったのですが、なんかちょっとまだ納得が出来ないような気持・・・・。

このドラマ、いい意味でガンガンと裏切ってくれるじゃないですか。

最終回まで油断できないですよね。

それに今回、荒ぶる神は荒波ではなかったことからも、名前だけではあてにはならないと思えたし(むしろ罠)、荒波警部の昔のエピソードからも正義の二面性と言うものを感じたし、二宮さえも操られていないとは言えないと思います。

ユースケさんは、やはりこのままってわけないし、何よりも怪しいのは直毘のような気もしてしまいます。

予告編も気になるし・・・・

 

ドラマを見終わって、

「これ、課金して次回を即見たくなってしまう人たちの気持ち分かるなぁ。」とか

上の感想に書いた、わざと捕まったのじゃないかとか、小夢どうなるのとかボーっと考えていた時に、連絡事項のラインが入りました。

それに対してスタンプでお返事した直後、「ところでヒルコは誰なんでしょう。」とまたラインが。

きっと「ところで」からが本当に送りたかったことなのではと微笑んでしまいました。

こう言うのって滅茶苦茶楽しいですよね。

それぞれのおうちでそれぞれ勝手に見ているわけですが、実は同じ時間を共有しているのですよね。

 

それでは、次回最終回も楽しみに!!

ちょっと待て。

えーっ、最終回。

寂しい~~~ !!

 

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11月に見た映画

2024-12-10 00:56:24 | 映画

何とはなしに昨日、ブログ更新を細かく軽く複数で更新するようなことを言っていたと思うのですが、結局2つしか更新できずに、今日も今頃の更新になってしまい、こまめに更新はまさに「言っただけ」になってしまいました。

だけど気持ちは変わらず、こまめに複数更新と思っています。

備忘録としても、今年の事は今年のうちに・・・・・って、それ思う所が違うのでは・・・・・って、そこは深く考えないことにしましょう。

 

というわけで、映画の話題ですが、11月はたったの3つ。

ドラマをたくさん見ているからだと思います。ドラマも、特にスペシャルなものではなくて、通常の秋のシーズン物。

私的には今シーズンは豊作です。
それもみなもうすぐ最終回を迎えるのかと思うと、寂しいですね。

 

 

2020年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白いと思う。

☆☆  は、私には合わなかった。(あくまでも私にはで、他の人の事は関係のないことです。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

1.「ムルゲ 王朝の怪物」☆☆☆★

ムルゲ 王朝の怪物 : 作品情報 - 映画.com

アマプラで見ました。

『16世紀、朝鮮王朝時代に存在がささやかれていた怪異な生き物「物怪(ムルゲ)」を題材に、朝廷にうごめく陰謀や武人たちの戦いを描いた韓国の時代劇モンスターアクション。』

こういう物語は好きです。

ネタバレになるので書けませんが、ラスト、「ハルマゲドン」なんかを連想しつつ、でもこういう終わり方はもっと好きと思ってしまいました。

なんのこっちゃって所ですが、気になる方で、このようなジャンルも好きだと思う方は本編でご確認ください。

「半地下の家族」の青年役、チェ・ウシク、吉田拓郎氏が推していたイ・ヘリが出ています。

 

2.「ルックバック」 ☆☆☆★

ルックバック : 作品情報 - 映画.com

『学生新聞で4コマ漫画を連載し、クラスメイトからも称賛されている小学4年生の藤野。そんなある日、先生から、同学年の不登校の生徒・京本の描いた4コマ漫画を新聞に載せたいと告げられる。自分の才能に自信を抱く藤野と、引きこもりで学校にも来られない京本。正反対な2人の少女は、漫画へのひたむきな思いでつながっていく。しかし、ある時、すべてを打ち砕く出来事が起こる。』

これもラストが秀逸。

思わず涙が。

この作品、たった58分。

物語は完ぺきに完結しているけれど、藤野と京本の活躍をまだまだ見たいと感じてしまったので、58分は短く感じました。

 

3.「ジオストーム」☆☆☆★★

ジオストーム : 作品情報 - 映画.com

たぶん見せ場は異常気象によるパニックシーンだと思うのだけれど、私は本筋の骨格部分の方の物語に惹かれました。

だからあまり悲惨なシーンは、心に残らなかったかも。

一生懸命に作ったとしても、特撮と言うより、なんかね、あれでしょって、心の中で思っちゃってるのかも。

でもド派手なパニックシーンはやはり面白いですよね。

そして月並みな言い方ですが、そんな恐ろしい異常気象よりも怖いのは人間の果てしない欲望なんだなと言うのが、この作品の感想です。

 

 

 


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秋の散歩道

2024-12-08 14:06:46 | お散歩&写真日記

今日などは寒さも増して、短かった秋は過ぎ去り、既に冬がやってきたのだなと感じてしまいますね。

12月8日の今日は、朝から陶芸の素焼きの窯入れに行ってきました。

10月にやった作品展で、みんなも気が抜けたのでしょうか。何となく小作品が多くていつもより寂しい感じでした。

作品に絵を描いたので、今日までがちょっと忙しかったのですが、既に素焼きが終わっていているものにもこれから絵を描こうと思っているので、もうちょっとだけ忙しい日が続きます。(作品と言えるものでもなかった・・(;^_^A)

今日、窯入れが終わって外に出たら、銀杏の木々の葉がもうほとんど落ちていて、点描の世界になっていました。

トップの画像は11月20日のやはり陶芸の帰りに撮ったものなんです。

 

雨の日だったので、ちょっと銀杏たちの黄色も冴えなかったかもしれません。

でもほんのちょっとのささやかなシーンにも心を止めながら歩く散歩道は、楽しいです。

 緑のグラデーションが可愛い。

 

・「11月の4枚☆2024」にも撮った写真の一部を載せてしまったのですが、いつも覗くフェンスの向こう側にある大好きな小さな水辺にも、癒されました。

鳥さんが来ていたからです。

  

そしてマルハアサガオ。

 その近くに咲いていた  ユウゲショウ

朝と夕方が一緒に咲いているのね・・・・・って結構くだらないこと言ってしまいました(笑)

 えっ!?  これはセイタカアワダチソウ ?
セイタカになる前ですね。

ある時、セイタカアワダチソウとブタクサは別物であることを知り、確かその事を記事にしたと思ったのに、自分のブログを検索しても出てきませんでした。誰かとお話して終わってしまったのかしら。

セイタカアワダチソウではくしゃみは出ません^^

ご参考に→セイタカアワダチソウとブタクサの違いとは?見分け方は葉の形! | mio log

 

 これはチカラシバ・・・らしい。

その名の通り、ちょっとくらい引っ張っても抜けないそうです。

力強いなと思いますが、除草したい人には厳しい植物かも知れませんね。

 

本日、これは2回目の投稿です。

まだ更新出来たら良いなと思っていますが、どうかしら。

12月8日投稿の記事

なんでもバランスって大事よね。


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なんでもバランスって大事よね。

2024-12-08 02:41:17 | 梢は歌う(日記)

シニアの暮らし方で「きょうよう」「きょういく」って大事だって言うじゃない?

「今日、用がある」の「今日用」。「今日、行くところがある」の「今日行く」ね。

 

確かに大事なことだと思うの。

だからって、毎日毎日用なくても良いと思うし、行くところがなくても良いじゃない。

だって疲れちゃうじゃない。

こう言うことも、たいがいにねってところで、何事も暇であると忙しいと言うのにも、バランスが大事だと思わない?

 

こんなことを言ってる私・・・・疲れてますね(笑)

一日何か一つでも心に残ることをやろうと思っています。

でもそれって、家でもできることでも良いのではッて思いますよ。

 

と言いつつ、なんか用があってどこかにフラフラと出掛けていく私。

そしておうち大好き人間のオタクおばさんは疲れているのでありました(笑)

 

アレっ!?

これって愚痴なの?

じゃあ、こんな事を呟いていないで寝ましょうか。

 

何となくブログ更新滞っていました。

フラフラとしていたので、ブログと向き合えずにいたからなのですが、脳内整理のために小口で更新して行こうかと思っています。

 

 

 


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「蟲の神」を読みました。

2024-12-04 09:43:09 | ユーモレスクを聴きながら(book)

エドワード・ゴーリーの作品は、みんな気持ち悪いのかと思って読み進めてみると、実はそうでもなかったのです。

今まで『横須賀美術館にて「エドワード・ゴーリーを巡る旅」展』で読んだ「不幸な子供」「うろんな客」、また「ずぶぬれの木曜日」と「音叉」、「金箔のコウモリ」と「失敬な召喚」を読みました。

確かに、ざわっとする感覚を感じるかもしれません。だけどその感覚のカーテンの裏側に何かが潜んでいるような感覚を感じます。

感動したり深く頷いたり・・・・・、そして癖になるのでした。

 

そしてこの「蟲の神」、確かに刺さる、何かが。

 

その手を放し、子供をさらわれてしまった子守は狂ってしまい、恐ろしい言葉をつぶやきます。

「奴らが天井をはっている音が聞こえる。」

いや、正確には

「聞こえますとも、何度でも。
奴らが 天井を歩く音。」

そこだけ読めば、まるでサスペンス。

だけど実はホラーに近い。

そして救いがないのです。

 

攫われたたった4歳の子供、ミリセント・フラストリィは蟲の神のいけにえに・・・・・・。

だけどやっぱり何かカーテンの裏側を考えてしまう彼の物語。

 

彼が描く蟲たちは、4本脚。

確かに6本足も紛れているのです。

でもこの4本足の、おぞましき蟲たちは、実は・・・・って思ってしまったり。

 

あとがきがいつもの通り充実していて、そこも読みごたえがあります。

ただ彼の絵は繊細で、触覚やその他もろもろ、いつも以上にザザッとした感覚に襲われます。

どなた様にもお勧めできるかと言うと、ちょっと微妙です(笑)

虫が苦手な方には、その絵が素晴らしいがために、より無理になってしまったかもです。

実はワタクシも。

初めて「うえっ」ってなりました(笑)

でもパタンと本を閉じたら、次は何を読もうかなと言う気持ちになっていたから、やっぱり彼の本は癖になるのですね。

 

 

・・・・


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11月の4枚☆2024

2024-12-02 11:48:20 | お散歩&写真日記

同じ夕日だって言うのに、なんで秋の夕日は寂しく感じるのでしょう。

28日、友達と会った日の帰り道で撮ったものです。

秋の夕日ではなくて、楽しかった友との語らいの終わりが寂しかったのでしょうか。

 

すっかり秋が短くなってしまったものだから、街の中の小さな秋を見つけながら散歩に行きたいなと思っていました。

ところが20日の陶芸サークルの帰り道で見たのは、空き地に満開に咲く野生の朝顔です。

色も大きさも乱れ咲く様も、本当に可愛らしく感じました。

でもこれ、本当に朝顔なの?

調べたら朝顔で間違いはないのですが、野生のマルバアサガオ(丸葉朝顔)と言って外来種。11月くらいまで普通に咲くそうですね。普通の除草剤も効かないらしく、困ったちゃんらしいことが書かれているものもありました。

要するにナガミヒナゲシと同じ扱いなんですね。(いや、あれは毒性があるから、同じというわけではないかも。)

でも本当に可愛らしかったので、ベランダに欲しいなって思ってしまいました。

 

同じく陶芸サークルの帰り道で見つけたのは、鳥さん。

いつも覗く、金網の中の小さな森に鴨さんが来ていました。ここで鳥を見たのは初めてでした。

分かるわ。そこはいい所よね。

 

だけど11月が終わると12月。当たり前のことだけれど、本当に焦りたくなってしまいます。

―もう君の年も終わりだよ。ー

と畑の帰り道、いつもの道にある木に、心の中で語り掛ける私。

この木の中に、きっと竜が閉じ込められてしまったのだ。

って、妄想してる・・・・(笑)

想像力・妄想力。老いても失いたくないもの。

だってある方が、人生は数倍楽しいものになるでしょう。

 

 
11月の4枚☆2023
11月も楽しかったなぁ。 でもその「楽しい毎日」のために、なんだか忙しくてなんだか疲れ果てていると言う、何かが間違っているようなそんな日々であったように思う。 ......
 


///


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「全領域異常解決室」#8

2024-12-01 12:11:25 | テレビ・ラジオ

トップ画像は記事には関係ありません。近所の深まる秋の風景です。

※    ※    ※

ここにきて、来週はお休み!!

え~!? って、思っちゃいますよね。

―興玉は名前からして神だと思っていたわ、えっへへ― (その後の展開は、とりあえず置いておいて)なんて得意がってる場合ではありませんでした。

このドラマ、本当に面白いですね。

私たちはさ・・・・って皆さんを巻き込んじゃだめですか(笑)
でもやっぱり私たちはと巻き込みたいです。
こんな風に、私たちが気がついたレベルの話じゃなくて、いい意味でバンバンと裏切って欲しいのですよね。

 

何度生まれ変わっても興玉は興玉を名乗っていました。つまり偽名。

それさえも伏線だったのでしたね。

彼こそが天石戸別神 !!

しかしキャストの皆さん、皆淀みなく「あまのいわとのわけのかみ」を言っていましたね。もちろん噛んでしまったら撮り直しだったと思うのですが、噛んでしまった人はいなかったのでしょうか。いや、私だって1回ぐらいは淀みなく言えると思います。でもこれ、続けて2回言ってみ。さらに3回とか。
なんか顔面運動になって、良いかも・・・・・って、すみません。すぐに横道に逸れちゃって(;^_^A

で、公式が出してる神カードも更新されていましたね。

 → 

なんかかっこいい~💛💛

ある意味萌えポイント。

いや、おばさんが言うのはちょっと恥ずかしいですね(;^_^A

 

でももう一つの萌えポイント(だからその言い方恥ずかしいって)がありましたね。

芹田と雨野、つまり猿田毘古神と天宇受賣命の結婚1000周年をぶち壊しそうな興玉と雨野のふたりの良い感じのシーンで、思わずニヤニヤしちゃった。

月読命である佃未世(石田ひかり)が経営しているバーのスタッフに手相を見てもらったシーン。

「神様の手みたい。」

確かに。

もう二人は運命の人だって。(キャー)

車の中でも豊玉が「興玉と結婚しちゃいなよ。」と行った時の、二人の反応も、とくに興玉はちょっとまんざらでもないような顔をしたように感じて、またもキャーって気持ちになったのでした(笑)

 

まったくこのおばさんは・・・・・(;^_^A

 

だけどお話自体は、そんなキャッキャとはしゃげる様なものではありませんでしたね。

月読命は悲しすぎる。

彼女を見送ったゼンケツのメンバーは神だから言えなかったのかも知れません。

私は人間だから言える。(言えたと言っても、テレビ前の人なのでしょうもない話ですが)

何をかって言うと、「一番殺したいやつを殺してないじゃん。復讐は終わってないよ。だから死んじゃだめだよ。生きて、その復讐を果たせ。」と。

もちろん俗にいう「嘘も方便」と言うやつですよ。ここまで書いておかなくては、いかに世界の片隅で生きてひっそりと呟いていたとしても、今の世の中怖いからね。

 

今回は神による復讐のための殺人と自殺がメインのお話だったと思いますが、いろいろ進みましたね。

とうとう警視庁捜査一課の皆さんが、ゼンケツの秘密を知ることになりました。それも直毘吉道によってですよ~。彼の偏見込みで。

彼はヒルコに騙されているだけなの?
それとも仲間 ?

そして最後に衝撃の映像が!?

 

宇喜之民生(小日向文世)がヒルコ(野間口さんの役名を忘れちゃって(;^_^A)から、興玉の暗殺を命じられていました。

うっそー!!

でもきっと何かさらに事情があるに違いないとか思ってしまうわけですが、それでも小日向さん凄いと思いました。

みんなといる時は、たとえ料理を振舞っている時でさえ、ちゃんと上の人と言う威厳と落ち着きがありました。でもあの時の小日向さんは、卑屈な顔で姿勢も背中を丸め小者に見えると言う演技力。ねずみ男みたいでした。

それでまた予告編までもが気になりましたよね。

荒ぶる神、スサノオ!!!!

やっぱ荒波 !?

でもさスサノオが出てくるってことは、最終回にはアマテラスかなんて、早くもまた妄想が(笑)

 

ああ、なんかワクワクする~♪

何かいろいろと書き逃していると思いますが、とにかく楽しんでいます。

 

 

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相棒season23 第6話「薔薇と髭の夜明け」

2024-11-28 23:53:40 | ドラマ(相棒)

ヒロコママを見ていると、お友達を思い出してしまいます。

体形と髪型から連想してしまうのですが、お料理上手で優しい所からも、ああ彼女にそっくりだななんて思ってしまうのでした。

またヒロコママを見ると、2009年に下北沢に「ワンダーガーデン」と言うお芝居を観に行った時に、その俳優さんが同じく見に来ていた事を思い出すのでした。

ワンダーガーデン

昨日、この記事を書き始めたのですが、ついついその時のお芝居の事とか、その花組芝居という劇団の今なんかを調べちゃって、この先が書けませんでした。

いつも枝葉が広がってしまう私なので、時には集中しなくては (;^_^A

 

だけどヒロコママが出てくる回になると、彼女に似ているお友達のことと、下北沢でヒロコママの中の人に会った話は、毎回言ってるように思います。

いや、むしろ言いたいのよね、きっと。

 

でお話の感想ですが、やっぱり岩下悠子さんは昔ながらの「相棒」らしい「相棒」を書く人だなと思いました。

お話は二転三転しているように見えて、そして確かに悪人がいるんですよね。

だけどその底辺にあるのは優しさ。

作りかたがやはり「幽霊ホテル」と同じような気がしました。

悪人は確かにいるのだけれど、良い人がてんこ盛り。

でも見終わると、なんだかホッとして、こんな「相棒」も良いよなぁと思えてしまうのでした。

 

ただ私が気になったことは、身代わり受験の理由・・・・・

えっ、こんな程度でって思ってしまいました(;^_^A

しかもですよ、いくら頭が良い人と言われていたとしてもですよ。
受験しました。はい受かりました。なんて事にはならないのではって思ってしまったのです。

 

またヒロコママのボランティア仲間の泉川慎平(西銘駿)、つまり身代わり受験をしてもらった方の人、すべてを子供たちに話して、職場を去り、そして一からやり直すと言っていましたが、現実はそんなに甘くないのではないかと思ってしまったのです。だけどそんなに真面目に考えることはないですね。ドラマなんだから、セリフのように「きっと彼なら大丈夫。」と思うことにしましょう。

身代わりをしてしまった方の人、つまり矢野拓海(柾木玲弥)も、悪縁をこれで断ち切って、この先は正しい道を歩いていくことでしょう。

 

この回の視聴率は10.6でした。

次週はまたお休みです。

次回は三浦さんが久々に登場です。

あっ、そうそう。ヒロコママの中の人は深沢敦と言う名前で、ブログをやっていました。

組長のひとりごと

 

彼、特技はタイ語ですって。

凄いですね。

 

今までのヒロコママが登場するお話の感想です。

相棒「マリリンを探せ」と餃子!!!(2008年)

相棒18 第18話「薔薇と髭との間に」(2020年)

相棒19 第15話「薔薇と髭の不運」(2021年)

相棒21 「12話/13話/14話/15話」

  の中の15話「薔薇と髭と菫たち」(2023年)

 

 

 

 


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秋のルーティン(秋薔薇を見に行く)

2024-11-27 02:48:31 | お散歩&写真日記
秋になると気になるのが十月桜。そしてそれとセットで見に行かなくてはと言う気持ちになってしまうのは、同じ公園内にある小さなバラ園の薔薇たちです。
行くタイミングで見事な時もあり、早すぎる時もあり、そして今回のようにギリギリ間に合った感じと言う時もあります。
 
それでも、今年も見たなと言う満足感があるのです。
 
 
下の囲みは昨年の10月28日に投稿したもので、10月22日に見に行ったのでした。
今年は11月12日。こんな日付に意味があるのかと言うところですが、何かを想えば意味はあるし、何も考えなければ単なる数字です。
 
 
 
 
 
「名前に圧がある花がいる。」
「名前に圧がある花がいる。」と、ルート君が言いました。 22日、一日の何かしらの満足を求めて、ルート君に近所の公園の薔薇園に連れてきてもらったのです。すると彼がそ......
 

 

また昨年はルート君と見に行って、今年は数年ぶりに会ったFさんと、いつもお電話でお茶に誘ってくださるSさんと見に行ったのです。

この誰と行ったかと言うのは、いつ行ったかよりも、本当は意味のないことのような気がします。なぜなら毎年同じように花を見ているので、誰と行ったかと言うのは曖昧になり、すぐに忘れてしまうからです。

昨年はルート君の会話から生まれた記事だったので、忘れなかったようなものです。

毎年同じような行動をすると言うのは、そう言うことなのだと思います。

 

だけどこんなことを書くと、逆にあの人と行ったなこの人とも行ったな、時には一人でも行ったしなどと思い出してしまうから不思議なものですね。

 

 

 

 

 

この公園の紅葉を見ると、別にどっかに行かなくても良いじゃんと言う気持ちになります。

 

なんだって忘れずに冬ってやって来るから不思議よね。

ああ、寒いなどと言っている真夜中です。


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