スターシードシンドローム ~月光、銀河を照らすとき~

セーラームーン(90年代)に関する研究等あれこれと。特に200話=スターズ最終話の話ならいくらでも話せる性分です。

セーラームーンにおける百合史観

2012-06-27 20:00:27 | プレビュー
 皆様は百合と呼ばれる女の子同士の恋愛観をどうお考えでしょうか?
女の子同士が軽く手をつないだり、人知れずキスしたり、思うように気持ちを伝えられずに顔を真っ赤にして照れたり・・・
そんな心境の動きに心を動かされる場面が良くあるものです。

セーラームーンにおいては神格化されてしまっている「はる・みち」コンビがあまりにも有名すぎますがそれ以外でも百合描写、あるいはそれに近い描写がいくつか盛り込まれていますので一部ではありますが中の人が見た限りの分を紹介させていただきます。

水野亜美とセーラーマーキュリー・・・自分同士!?
と思われた方はお察しがいいですね。これはSuperS24話=151話「真のパワー爆発! 亜美 心のしらべ」での回想シーンです。
ペガサスの力でパワーアップしたセーラーマーキュリーが新しい必殺技、マーキュリー・アクア・ラプソディーを会得する前に展開されたシーンで亜美の心の中での情景ではありますが裸の亜美の下に飛んで来たマーキュリーが亜美を抱きしめて、それを受け入れる亜美という構図になっています。

当時は何とも思って居なかったのですが後になって百合という存在を知った後からはこのシーンが妙にドキドキするような代物に様変わりしていましたw



続けてうさぎのスターシード=銀水晶が抜かれる中の人お気に入りのエピソードである193話でも百合っぽい描写があったので紹介します。



ブラックホールに飲み込まれて最大の危機を迎えたうさぎを救ったのは不思議な香炉を携えたちびちび、そして香炉の中から開放されたのはスリーライツが探し求めていたプリンセス=火球皇女その人でした!

しかも空中から降りてくるときはうさぎをお姫様抱っこしているではありませんか!
お姫様抱っこと言えば普通、男性が女性に対してするものではありますがまさかこんな状況下でうさぎ=プリンセス・セレニティに対してこのようなことをやってのけてしまう火球皇女に惚れましたw
ブラックホールからうさぎを救出した後、密かに唇を奪っていたんじゃないかと妄想したことは一度だけじゃありません・・・


今度はうって変わって原作にも該当するシーンがあったので文面のみで紹介。
第5期、スターズ編終盤での1シーン、うさぎがセーラーコスモスへと変身する直前、どこからともなく現れたうさぎと全く同じ姿をした女性
(=セーラーコスモス?)から頬にキスされるエターナルセーラームーンw
余りにも唐突すぎて言葉を失いかけましたがその直後にセーラーコスモスへ変身を遂げるのでこれはその前兆だったのかもしれません。

しかし、裏を返せばこちらも・・・・
自分自身同士で百合シーンをやっているというとんでもない展開ですよw

いやいや、セーラームーン侮り難しw
ピンチシーンの影でこういうシーンまでやっていたなんて・・・(笑)
(2014 3.09加筆修正。思うところあって原作の画像のみ削除しました。詳しく知りたい方はコミックス18巻=新装版なら12巻を読んで下さい)


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リボンの謎を紐解く

2012-05-02 00:28:38 | プレビュー
 セーラームーンの変身においてなくてはならないのが変身時にうさぎの
身体を覆い、セーラースーツを構成するリボンです。今回はそのリボンの
存在意義について様々な視点から検証してみたいと思います。

1)セーラースーツの構成方法
セーラースーツを構成するリボンの中でもレオタードになるリボンの
構成の仕方が少々特殊なので解説いたします。

画像はRとSuperSの変身シーンからですが実はシリーズ毎に
リボンの展開の仕方が異なるため、それに伴ってレオタードの
形成の仕方も所々が違っているのです。

無印とSuperの場合、ブローチから放出されたリボンはその
ほとんどがブローチまで折り返してレオタードを構成しているのに
対してRやSuperSの場合はブローチから放出されたリボンとは
別に股のVラインを形成するためのリボンが別に形成されています。

画像にもある通り、股下を通ってブローチへ戻ってきているリボンが
確認できるかと思います。これがレオタードにおいてVラインを
形成しているリボンになっているようです。

2)変身解除におけるリボンの在り方
セーラームーンにとって変身解除は自分の身体を構成している
セーラースーツの崩壊だけではなく銀水晶の持ち主であるが故
そのエナジーが暴走する危険と隣り合わせのピンチであると
考えた場合、セーラースーツの崩壊=自身の消滅だけではなく
最悪の場合、銀河そのものが滅びるケースだって考えられました。

ところが、全ての変身解除においてセーラースーツの崩壊だけで
被害を抑えられたのは銀水晶のセーフティ装置のようなものが
作動しただけではなく、うさぎ自身の意志力によるものだと
ぼくは考えております。

ただし、物事には例外もあって199話の場合、自分の意思で
銀水晶=スターシードを発動させようと意識を集中していた
最中にギャラクシアからの攻撃を受けて変身解除・・・
おびただしいほどのリボンの量を放出しながら絶叫。

ブローチの支柱になっていたスターシードはギャラクシアが
奪ったためエナジーの暴走はなかったものの僅かに残された
エナジーの放出を抑える術を失ったムーンは必死に胸を
抑えるのがやっとの状態だったものの、うさぎの魂=スターシードを
抜かれたことにより気を失います。

それでも、希望の光の手によってスターシードは元に戻り、
最終的に裸の天使の姿へ変わるわけですがその時のリボンの
描写が実にもったいなかった(><)
これではミイラではないか、と思うくらい書き方が宜しくない。
でも、まあこのリボンが解けたあとはあの神々しい肢体を
露わにするわけですからそこは大目に見なくては・・・



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セーラー戦士の水着ショー

2012-03-27 18:38:33 | プレビュー
 昨今のアニメは諸般の規制が非常に厳しく、水着姿は深夜アニメでしか見られない
貴重な姿と化しつつありますがセーラームーンはゴールデンタイムでありながらも
堂々と水着姿を5年に渡って展開し続けておりました。
今回はそんなセーラー戦士(主にうさぎ主体)の水着の変遷を追っていきたいと思います。



1.うさぎの水着の変遷


無印の水着は虫食いをリボンで埋めて誤魔化したことで有名ですがR以降、うさぎが
着た水着を振り返ってみましょう。まずはR編。
放映エピソードは第67回「海よ島よバカンスよ!戦士の休息」。
花柄に紫のハイレグタイプ、この回は作画があまりよろしくなかったのでせっかくの
水着姿があまり栄えなかったのがもったいなかったか。



次にS編では第105回「力が欲しい!まこちゃんの迷い道」にて披露しました。
ひまわり柄に緑色でスカート付きと過去の2シリーズとは明らかに違う傾向でした。
しかしながら、胸の成長がはっきり分かるプロポーションなのは面白いですね。



話は進んでSuperS編、第144話「きらめく夏の日!潮風の少女亜美」が水着回でした。
この回は亜美の夢の鏡が抜かれた話としても有名ですね。
SuperSでの水着姿は薄いレモン色で上下が分割されたセパレート型。
今までハイレグ系など一体型の水着を着ていたうさぎの着こなしが変化したのが良く分かります。
余談ですがこの話での亜美は青色のハイレグで夢の鏡を抜かれていました。
今思えば5人の中で一番露出が大きい姿でのピンチシーンでしたね。



最終シリーズ、スターズでは183話「死霊の叫び!?恐怖キャンプの怪人」で水着姿を披露しました。
ここでのうさぎはシリーズ唯一のビキニ姿でしたが胸元の谷間が凄いことになっているw
後に水着の下の肢体を晒すことになりますがそれにしても凄いプロポーションですね。



2.セーラー戦士の水着の好み
セーラー戦士はそれぞれのパーソナルカラーに基づいた配色の水着を好んで着る傾向がありました。
例えばうさぎならピンク(これはちびうさも同様)、亜美なら144話で着ていたような青か水色、
レイは赤色、まことは緑、美奈子に関してはアイドルオーディションで度々水着姿を披露しているものの
プライベートでならオレンジが多めでした。

次に水着のデザインに関しては亜美は一貫してハイレグ系を着続け、レイは上下セパレートのビキニ系、
まことはどちらかというとハイレグ系を多く着ていましたがスターズでは例外的にセパレート型、
美奈子も亜美同様プライベートではハイレグ系で統一していたのが印象に残りました。



うさぎに関してはハイレグ→セパレート→水着とシリーズを重ねるごとに露出が多い水着へと
変化しているのも時代に合わせた変化を敏感に見ていたからなのでしょう。



3.水着とセーラー戦士の関係学
以前の記事でうさぎが銀水晶の力を最大限に発揮するのは裸体との反応によるものであるという
提言を致しましたがそれを立証するかのようにうさぎが水着を着る回ではいつも側にセーラー戦士が
一緒にいるパターンばかりでした。



4戦士は口に出してこそいないものの、それを分かっているかのようにうさぎの傍から離れず
銀水晶の力が裸体に干渉しないよう見張っているようにも見えました。

ちなみに・・・各シリーズの水着回で水着を着たメンバーは
無印:うさぎ、亜美、レイの3人のみ(まこと、美奈子は未参戦のため登場せず)
R:5人全員+ちびうさ
S:うさぎ、亜美、レイ、美奈子、はるか、みちる(まことは修業中のため水着を着ず)
Supers:5人全員+ちびうさ(但し亜美は途中でピンチシーンに遭遇)
スターズ:うさぎ、亜美、まこと、美奈子+ちびちび(レイは別行動のため水着を着ず)

全シリーズ内でうさぎの傍でずっと水着姿を見続けてきたのは亜美ただ1人。
やはり古参故か、銀水晶と裸体の相乗効果による危険性を一番理解していたからでしょうか?

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P.S
プリキュアはちっとも水着を着ないのでいい加減水着メーカーから訴えられそうな勢い。
仕方ないので妄想の中で着せてみると・・・絶望しか出なかった件w

絵本の世界

2012-02-28 23:13:39 | ピンチシーン
 子供向けのアニメ・特撮番組は大抵子供向けの絵本が発売されているものですが
セーラームーンも例外ではなく放送当時や再放送時に絵本が出版されておりました。
今回は絵本の中であったピンチシーンなどを紹介させていただきます。
とは言っても中の人の嗜好でスターズ編のみではございますがw



まず問題。この絵はどの話を取り上げたものでしょうか?
正解は・・・



187話でセーラーアルーミナムセイレーンがエターナルセーラームーンを襲撃した
こちらのシーンです。何か・・・違うと思いませんか?
そうです、アニメ187話ではブローチをつかもうとしましたが未遂に終わっている
のに対して絵本版ではあからさまに変身が解けそうな描写になっているんです。
これだけでもピンチシーン好きにはこの上なく美味しいシーンでありますよね?

次はこちらの絵・・・



絵が示す通り、193話での変身解除のシーンです。



アニメでの映像と比較してもこちらはほぼイメージに近い描写でございますが
アニメとは違うのがうさぎの衣装がメイド服ではなくセーラー服であること。
子供には何を着ているのか分からないからうさぎの服を変更したのでしょうけど
これはこれで不満があるのはぼくだけでしょうか・・・?w




最後は当然、語らねばならない200話の扱い。
厳密に言うと199話のシーンも絵本の中では混ざっていますが写真をご覧の通り、
アニメでは完全にブローチを破壊され、シリーズ最後の変身解除を見せてくれましたが
絵本での199話の扱いはこのように単純な変身解除寸前のところで止まっており、
この後ちびちび=ギャラクシアのスターシードがムーンを助け、自分のスターシードを
封印の剣に変えますがあえなく砕けてしまう・・・

ここまではアニメと大体同じで最後にうさぎのスターシード=銀水晶を開放するべく
裸の天使へと変わるわけですが・・・

この1シーンだけで終了・・・
しかも心を込めて祈っただけでカオスを倒してしまうという
アニメ以上のとんでもない力を発揮してしまっていたのですw


当然、例の裸電流攻めもなし・・・200話好きとしてはこの扱いが余りにも不満で
あったことは言うまでもありません・・・っつか絵本の中でのライツの位置が
アニメ以上にムーンと近い立ち位置であるが故に位置感覚で言うとものすごく
近いところで裸の天使を拝んでいたというすごいシュールな構図だったんですw

でも、一度でいいからこの絵本を見てやってください。
すごくシュールなピンチシーンを見ることができます。

参考資料:講談社テレビ絵本「美少女戦士セーラームーン セーラースターズ51」
講談社テレビ絵本「美少女戦士セーラームーン セーラースターズ52」
講談社テレビ絵本「美少女戦士セーラームーン セーラースターズ54」


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セーラームーンの武器

2012-02-02 10:38:26 | プレビュー
 前回はブローチの歴史を書き記しましたが今回はセーラームーンが
使った武器の歴史について書いていきたいと思います。
ごく一部に中の人の主観が入るかもしれませんがご容赦ください。

※画像なしで文章のみですがご容赦を・・・
まず、無印で使ったムーン専用の武器が「ムーン・スティック」、三日月状の先端が
特徴的でしたが後半に入って銀水晶を装填して強化されたのも特徴。
しかしながら、うさぎのスターシードを武器に取り付ける発想がかなり恐ろしかったかもw



これ以外にも額のティアラを円盤状にして投げつける「ムーン・ティアラ・アクション」
ありましたが無印以降はあまり使われる回数が多くなかったうえにスターズでエターナルの
姿になってからはティアラ自体が消滅したため自動的にこの技も消えてしまいました・・・
一応この技で止めを刺したこともあったんですがね~。





Rに入ってからはブローチ同様、ロッドもパワーアップ。スポンサーの意向で毎年、変化したことは目を瞑って
Rのとき、使われていたのが「キューティー・ムーン・ロッド」でした。
ムーン・スティックより尺が長くなったうえ、カラーリングも女の子が使う
ロッドらしい配色になり、様々な場面で活躍したので覚えている方も多いはず。
しかし、S編1話でブローチがミクージの手によって破壊された後から、登場せず・・・無念。





Sになってから使われたのが「スパイラル・ハート・ムーン・ロッド」
うさぎと衛の愛の力で生まれたブローチと同じく、2人の愛の力で生まれた武器でした。
必殺技は「ムーン・スパイラル・ハート・アタック」ですが技を決める時の
過剰とも思える回転を決めたあとでも目を回さなかったところを見るに付け、うさぎは
フィギュアスケートの才能が間違いなくあるだろうと勝手な思い込みをしておりました。



この武器に関する印象的な話題としてはやはり聖杯による2段変身を行なったあとも
同じロッドを用いた必殺技を使っていたこと。しかし、背景の描写やエフェクトなど
いかにも強化された、という扱い方をされていました。

Rの時のようなブローチ破壊を経験していなかったもののSのみの登場となり、
SuperSでは影も形も見なくなりました・・・合掌。





SuperSで使われた武器が「カレイド・ムーン・スコープ」でしたが
こちらはうさぎが夜店で買ってもらった万華鏡がモチーフになったと言われる武器でした。
傍から見るとフルーレのような形状をしていますがあくまで光線系の技を決めるための
道具という印象でした。フルーレの基本動作である「突き刺す」アクションを取ったのは
後番組の「キューティーハニーF」だったのでその違いを覚えている方も多いはず。



ブローチのパワーアップ前からも何度か登場こそしていますがその時はまだ正式な必殺技名を
呼んでおらず画像のように構えてから技を放つシーンが2,3度ありました。
ブローチのパワーアップ後は見られなくなったのである意味、貴重なシーンですね。



この時のちびムーンは傍で一緒に見ていただけでしたが後に出現した「クリスタル・カリヨン」
存在によりちびムーンがペガサスを呼ぶ→ムーンがカレイド・ムーン・スコープで
「ムーン・ゴージャス・メジテイション」を放つの連携プレイが主体となっておりました。
技を決めるときにコマが3分割されてそれぞれの視点から技に入る構えを見られたので
非常に興味深い技に挙げられます。

ちなみに、クリスタル・カリヨン自体はペガサスを呼ぶ道具としての扱いだったため
攻撃性能は皆無でした。SuperS終了と共にペガサスがエリュシオンに還ったため
そのままちびムーンの手元に残らなかったのは・・・何故?





最終シリーズ、スターズで用いられたのが「エターナル・ティアル」でしたが
この段階になるともはやムーンは止め専門となっていたため、なんの前触れもなしに
武器を召喚して止めを刺すのがお約束となっておりました。



この武器を語るにあたって興味深い事実が1つありまして・・・
画像をご覧の通り、ロッドを回す際、ムーンは一切ロッドに触れず空中で
回しているんです!銀水晶による見えないリボンの力で回しているという
解釈も可能な扱い方でした。

また、設定上ロッドの長さが伸び縮みする機構も存在しましたが使用されたのは
後述の画像にある199話のみ。長尺のロッドを構えて技を放って欲しかった・・・
そうすれば後の世に現れた某魔砲少女も勝てたはず(撲殺)




その後、スターズ本編においてはシリーズ内でも唯一、ロッドに強化アイテムを
装着する展開があった事実も見逃せません。187話でちびちびがムーンの
ピンチを救うべく、ロッドに触れた途端現れたのが「ホーリー・ムーン・カリス」でした。
ホーリー・ムーン・カリスを装備した「ムーン・パワー・ティアル」は只でさえ強力な技を
オーバーキルと言えるくらい強力にしてしまった部分もあるのです。

何故か?ちびちびはギャラクシアの身体から抜け出したスターシード=希望の光
だったと200話で発覚したため、この設定に従うならば・・・
ムーン・パワー・ティアルは究極の再生力を誇るうさぎのスターシードと
究極の破壊力を誇るギャラクシアのスターシードによる融合が生み出した
最強のロッドということになるのです。




しかし、ムーンの不敗神話は199話で途絶えることになります・・・
ブローチ破壊の影に隠れて目立たないですが劇中一度もなかったロッドの
破壊も唯一、199話で行われたいたのです。
最も、ギャラクシアの身体を支配したカオスのなせる業だったので
いくらうさぎとギャラクシアのスターシードの力をもってしても
防げなかったのは致し方ないかな、と思うんです。





セーラームーンが持った武器はロッド関係ではありません。
200話で希望の光がもたらした「封印の剣」です。
天使の翼と共にブローチを破壊されたうさぎにセレニティの姿と共に力を
与えたわけですが、前にも書いた通りプリンセスの姿にはおよそ似合うとは
思えない武器であった上、うさぎはカオス(ギャラクシアの身体)を
傷つけたくなかったため、いいところがなくあえなく粉砕・・・

しかし、うさぎにはまだ最後の切り札というべき武器が残っておりました。
銀水晶=うさぎのスターシードと愛の力です!
プリンセスのドレスも脱ぎ捨てて、全てを包み込む愛の力を信じたうさぎは
神々しい裸体と共に自分に残された希望の光=銀水晶をその胸元に
露にして見事ギャラクシアを救い出しました。


故に、裸体もある意味うさぎの最強の武器という解釈が出来ますがいかがでしょうか?w
ぼくが常日頃、200話の素晴らしさを語っているのはこれなんです・・・


今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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