スターシードシンドローム ~月光、銀河を照らすとき~

セーラームーン(90年代)に関する研究等あれこれと。特に200話=スターズ最終話の話ならいくらでも話せる性分です。

変身ブローチ

2012-01-07 00:04:05 | プレビュー
 新年最初のネタはズバリ変身ブローチの見比べですw
幾度かお話に挙がったうさぎの変身ブローチはR編以降、銀水晶を内蔵した物に
進化してその後もシリーズを重ねるごとに形状も変化していきました。

今回はゆっくりとブローチの画像を見比べてどのシーズンが好きか、皆様の
ご意見をお伺いしたいと思っております。



まずはR編、丸い形状で☆の模様が描かれておりその周辺に内部戦士の
イメージカラーの宝石がアクセントになっている一品です。
この頃は銀水晶のカモフラージュはなく、中を開けると直に銀水晶が
剥き出しになる構造でした。



続いてS編ではその後の定番となるハート型に形を変えます。
こちらはRの時とは違い赤色を貴重にした配色ながら、R編同様内部戦士の
イメージカラーを添えた一品になりました。
こちらは蓋を開けるとピンクにカモフラージュされた銀水晶が内蔵されています。



SuperS編はうさぎとちびうさの親子による同時変身のため2個のブローチが
同時に展開して変身していくパターンになりました。
S編以上に中の装飾が鮮やかになっているのが特徴ですが親子の持つ銀水晶が
S編同様、ピンクにカモフラージュされていますね。



最後に登場したスターズ編のブローチは一番ゴージャスでそれでいて神秘的な
ゴールドの配色が特徴とも言えます。蓋を開けると銀水晶は更にカモフラージュされ
普通に見れば中央の星の部分が銀水晶だと気づかれにくいようです。

それでも、敵の幹部は鷲掴みにしようとしたりあれこれ手段を講じて、
うさぎのスターシード=銀水晶を奪おうとしましたが193話でブラックホールを
用いて恫喝したクロウリードと199話でスターシードを開放しようと
したところを狙ったギャラクシアぐらいしか成功していないんですよねw

2)ブローチのパワーアップについて
R編で初めて出てきたブローチのパワーアップはプリンセス・セレニティの
母であるクイーン・セレニティによるものでした。
うさぎの銀水晶が再生して、まだ不完全ながらもこれから先再び銀水晶が
成長していくように、とクイーンから口添えをされてのパワーアップでした。

S編ではうさぎと衛の愛の力によるパワーアップでした。
また、ルナの証言によるとS編のブローチは月の王国に伝わる伝説の
ブローチそのものだということが判明済みです。

SuperS編に出てくるブローチのみ少々特殊な扱いで、月の王国とは
なんの関係もないはずのペガサスが勝手にブローチを作り替えてしまい、
正当な進化を遂げてきた中ではイレギュラーとも言える展開になってしまいました。
更にこのブローチを用いての変身が初めからスーパーセーラームーンに
なることを想定したものになったためごく一部のファンからはさすがに
これはやりすぎだろ、という声も上がったとか。

無理もありません。
そもそもスーパーセーラームーンは聖杯の力によって生まれたメシアの
力を宿す姿でしたから、それをメシアとも無関係なペガサスが介入して
ブローチを作り替えてしまった訳ですからそこまで都合良くなるわけが
ないだろう、と今更ながら思うところはあります。

聖杯自体もちびうさが30世紀の博物館で似たようなものを見たことがある、
という証言まで存在するのでペガサスもでしゃばったことをしてくれたものですw
まあ、最終回でペガサスの翼を授かったプリンセス親子を見せてくれたので
大目に見るつもりですがねw

最後のスターズ編のパワーアップは劇中にも出てきた通り、全てのセーラー戦士の
力によるものでした。その名残はブローチにも再現されており、ムーン以外の
9戦士のイメージカラーの宝石が描かれており、ペガサスの手による強化を
払拭するような正当進化を果たした形になります。



とまあ、今回はブローチの形の変遷を主に取り上げましたが次回はブローチを
狙われた時のことについて検証したいと思います。
久しぶりのピンチシーン考証になりますので今からドキドキしていますw

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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