スターシードシンドローム ~月光、銀河を照らすとき~

セーラームーン(90年代)に関する研究等あれこれと。特に200話=スターズ最終話の話ならいくらでも話せる性分です。

【感想】セーラームーンCrystal Act.4『仮面舞踏会-Masquerade-』

2014-08-23 21:00:00 | セーラームーンCrystal
 Act.3までで3人のセーラー戦士が揃いましたが今回は一呼吸おいてのパーティー回でした・・・
が、書く素材に非常に悩んだので4話までを見てちょっと気になった点を2つほど考察します。

1)ゲームセンター クラウンの稼働状況とアーケードゲーム事情
セーラームーンの90年代シリーズ・並びに原作コミカライズが連載されていた1992年当時、アーケードゲームで何が流行っていたか調べてみたところ格闘ゲームブームの真っ只中にあり、不動の人気を築き上げた『ストリートファイターⅡ』の新作『ストリートファイターⅡ’』を筆頭に『龍虎の拳』『ワールドヒーローズ』と言った競合タイトルがひしめき合う年でした。

※参考資料 アーケードゲーム年表(1992年) 『レトロゲームラボ』様

ここで劇中何度も出てきたクラウンのシーンを見返してみると映っている筐体はセーラーVのベルトアクションゲーム、固定式のガンシューティングゲーム(タイトル不明)、そして今回出てきた電子ダーツは確認出来ました。
ベルトアクションゲームに関しては1992年に不朽の名作『天地を喰らう2 赤壁の戦い』が稼働開始したのでまさに時流を得ていたといえるのですがガンシューティングゲームに関しては固定式のガンシューティングからケーブル有線型の『リーサルエンフォーサー』の登場により潮流の変わり目が訪れていました。
このことから考えてみるにクラウンではビデオゲームは最新のものを導入していたものの大型筐体はまだ入れ替える前だったのかな?なんてことを妄想しました。

ところで、Act.3に一瞬出てきたダーツ型の筐体・・・あれはエレクトリックダーツに見えました。
エレクトリックダーツ自体、確か1990年代当時はまだダーツバー等で見かけるくらいだったはずなのですが・・・まあ、現在はどこのゲーセンにも置いてある代物故、今の解釈に照らし合わせれば間違ってはいないのですが。

余談ですが90年代シリーズでもSuperで美奈子がレースゲームに興じるシーンがありますが奇しくも1994年は『デイトナUSA』が世に生まれた年でもあります・・・
それから20年経った現在は『WCCF』や『戦国大戦』に代表されるカードゲームやオンライン対戦式ゲームが主流となっています。

2)作画について
Act.1の時はそれほど気にならなかったのですがAct.2以降徐々に気になり始めたのが作画の問題。
正直・・・回を重ねるごとに劣化が酷くなっているのが気になっていました。
一番、見るに堪えたのがAct.2の作画だったりします。Act.3も今回のAct.4もこれでいいのだろうか、と心配せずにはいられない程の作画でした。
今後もこの調子が続くのであれば見るかどうかに関わるレベルになってくるでしょう。
製作スタッフには今一度奮起していただきたいです。90年代ファンのわがままですが・・・

本編クライマックスでは雷雲を背に1人の少女がまた登場・・・木野まことその人であります。
次回は内部4戦士の中で一番期待している小清水ジュピター初登場です。

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