======================
今日、正社員として働く若者たちも、超長時間労働やハラスメント(精神的・身体的苦痛を与えるパワーハラスメントやセクシュアルハラスメント)によって、精神疾患や自死、退職などに追い込まれる人が少なくありません。このような働かせ方をする企業は、労働者をコストとみなし人間と考えていません。これはあってはならない人権侵害であり、社会の存立を危うくするものです。このような「ブラック企業」の現状と対応策を学び、会社や社会のあり方について一緒に考えてみませんか。
いわゆる「ブラック企業問題」とは何か
―若年労働の変化と対応策を探る―
―若年労働の変化と対応策を探る―
講師 今野 晴貴 先生 NPO法人「POSSE」代表
日時 2014年5月21日(水) 午後4時30分~午後6時
会場 2号館101教室
講師プロフィール
NPO法人「POSSE」代表 。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。
1983年宮城県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程在籍(社会政策、労働社会学)。
2006年、中央大学法学部在籍中に、都内の大学生や若手社会人とともにNPO法人「POSSE」を設立。日本の過酷な労働環境を変えるために、若者の労働相談(年間1000件以上)や調査活動、政策提言、雑誌『POSSE』の発行など、さまざまな活動を行っている。過労死防止基本法制定運動を支援。
著書に、『マジで使える労働法』イースト・プレス、『ブラック企業に負けない』(共著)旬報社、『ブラック企業-日本を食いつぶす妖怪』文藝春秋(大佛次郎論壇賞)、『日本の「労働」はなぜ違法がまかり通るのか?』星海社、等がある。
2013年流行語大賞 トップ10受賞。
主催 都留文科大学人権委員会