私たちNPO法人POSSEは、10月2日(日)、10月9日(日)13時~17時の間で、「過労死・パワハラ相談ホットライン」を開催します。長時間労働やパワハラなど過重労働による脳・心臓疾患や精神障害の発症、過労死・過労自殺に関して、労働者やご家族からの相談をお受けします。ぜひ、お気軽にご相談ください。
【ホットライン概要】
日時:10月2日(日)、10月9日(日) 13時~17時
電話番号:0120-987-215(通話無料・相談無料・秘密厳守)
◆次のようなことでお困りの方は、ぜひご相談ください
・長時間労働が続いて、脳・心臓疾患、精神障害を発症した
・パワハラやセクハラなどのハラスメントを受けて、精神疾患になった
・家族が突然亡くなり、過労死・過労自殺かもしれないと考えている
・病気になったので労災申請をしたいけれど、手続きがわからなかったり会社が協力してくれない
・会社に対して労災の責任追及や損害賠償請求をしたい
◆POSSEに相談した過労死遺児のコメント
私が15歳の時に父は51歳で脳幹出血を発症して亡くなりました。長時間労働が原因ではないかと疑った母は労災申請を行い、1年後に労災認定されました。その後、「会社に過労死の責任を取らせたい」と思いましたが、何をしたらいいのか分からず6年経ちました。
2017年、偶然見つけたPOSSEに相談をしました。証拠集めや会社の調査を一緒に行い、過労死問題に詳しい弁護士を紹介してもらい、裁判を始めることができました。裁判の流れや裁判費用のことなどはPOSSEのスタッフに気軽に質問することができたので、十分に納得しながら裁判を進めることができました。
裁判中は精神的に辛くなることもありましたが、多くの方に傍聴支援をしてもらえたので非常に勇気づけられました。2020年3月に出た地裁判決では完全敗訴になりましたが、諦めずに控訴した結果、2021年1月に出た高裁判決では経営者に責任を認めさせることができました。
「仕事が原因で家族が亡くなったかもしれない」「労災申請をしたい」「国が労災と認めなかった」、「会社に過労死の責任を認めさせたい」などを考えている方がいればぜひ相談して欲しいと思います。一人で悩んでいるとなかなか辛いと思いますが、人に話してみることで何か方向性が見えてくるかもしれません。これから何ができるか一緒に考えていきましょう。
◆NPO法人POSSEの常設過労死相談窓口
過労死相談ページ:https://www.npoposse.jp/karoshi-workplaceinjuries
相談電話:03-6699-9359(相談は、平日17:00-21:00 / 日祝13:00-17:00 水曜・土曜定休)
相談メール:info@npoposse.jp