NPO法人POSSE(ポッセ) blog

5月6日、文学フリマ東京に出店します!

5月6日(日)におこなわれる第二十六回文学フリマ東京にPOSSEも出店します。
雑誌『POSSE』最新号の38号やPOSSE叢書『戦う姫、働く少女』(河野真太郎著)、『POSSE』発行元の堀之内出版の書籍である『資本主義リアリズム』(マーク・フィッシャー著)、『ハンス・ヨナスを読む』(戸谷洋志著)、雑誌『nyx』などの書籍を販売いたします。
このほかにも、『POSSE』バックナンバーや堀之内出版の各種書籍も販売いたします。
この機会にぜひお手にとってご覧ください。

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日時:5月6日(日)11:00〜17:00
会場:東京流通センター 第二展示場
アクセス:東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分
出店者数:約800ブース予定
一般来場:当日の一般来場は無料です。
主催:文学フリマ事務局(http://bunfree.net/

出店場所:NPO法人POSSE 2階オ‐63,64 (https://eventmesh.net/bunfree-tokyo26
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おすすめ書籍のご紹介
『POSSE』vol.38



特集「環境問題と社会運動」

環境問題を取り上げた『POSSE』初の特集です。いま、世界中で気候変動の問題に取り組む新世代の運動が台頭しつつあり、日本でもこうした動きが出てきています。
環境と労働の問題や日本のインフラ輸出がもたらす環境破壊、沖縄基地問題などさまざまな領域で気候変動の問題に取り組む人たちに取材をおこない、環境問題と社会運動を読み解きます!

特別企画「裁量労働制の拡大に対抗する」

安倍政権は、「働き方改革」の一環として「柔軟な働き方」の実現を謳い、裁量労働制の拡大を目指してきました。今国会での拡大自体は断念されましたが、現行の裁量労働制のもとで長時間労働に苦しむ方々が減ったわけではありません。本企画ではPOSSEの協力団体である裁量労働制ユニオンに寄せられた事例をもとに、実際に裁量労働制が適用されている現場で何が起きているのか分析します。

このほか、東京大学と山形大学での非正規職員の無期転換闘争を取り上げた「大学非正規教職員無期転換闘争の分かれ道」や、荻上チキさんへの「ブラック校則」についてのインタビュー(「理不尽な校則に耐えるのではなく、変えていく社会へ」)、財政社会学者の井手英策先生へのインタビュー(「シェアリング・エコノミーと普遍主義」)など、必読の記事が目白押しです。

詳しい内容は、こちらをご覧ください。


『資本主義リアリズム』



ポップカルチャーと社会に鋭い光をあて、ヨーロッパで熱狂的な注目を浴びたイギリスの批評家、マーク・フィッシャーの主著、待望の邦訳刊行!

未来の創造を諦め、ノスタルジア・モードにとらわれるポップカルチャー、即時快楽の世界に放置される若者の躁鬱的ヘドニズム。後期資本主義の不毛な「現実」に違和感を覚えつつも、その要請を淡々と受け入れてしまう人々の主体性を、マークは映画、音楽、小説の中に見出しました。生活世界をめぐる具体的事象から、社会構造に関わる抽象的問題へのすみやかな視点移動は、ネオ・マルクス主義理論の系統を踏まえていますが、彼の文章がなかでも読みやすいのは、単なる哲学的思弁に留まることなく、自らの講師、ブロガー、音楽批評家としての生きた経験をもとに発せられた言葉だからでしょう。この言葉を通じて、マークは2000年代以降、みながぼんやりと実感していながらも、うまく言語化できなかった不安感に的確な表現を与えてきました。

[著者プロフィール]
マーク・フィッシャー(Mark Fisher)
1968年生まれ。イギリスの批評家。ウォーリック大学で博士号を取得した後、英国継続教育カレッジ、およびゴールドスミス・カレッジ視覚文化学科で客員研究員・講師を務める。著書に『資本主義リアリズム』、The Resistible Demise of Michael Jackson(2009年)、Ghosts of My Life: Writings on Depression, Hauntology and Lost Futures(2014年)、The Weird and the Eerie(2017年)。2017年1月逝去。

詳しい内容は、こちらをご覧ください。


『戦う姫、働く少女』



小説やドラマ、アニメに登場するヒロインは何と戦い、どう働いたのか

本書は「戦闘美少女の社会的分析」を目指します。わたしたちのポピュラー・カルチャーは戦う姫・少女の姿であふれています。それらの女性像は、いったいいかなる社会の変化を、そしてどのような願望のありかを指し示しているのでしょうか? この疑問に取り組むにあたって軸となるのは労働の問題、それもとりわけ女性の労働/女性と労働という問題です。『逃げ恥』から『ナウシカ』まで、現代のポップカルチャーと現代社会を縦横無尽、クリアに論じる新しい文芸批評が誕生しました!

[著者プロフィール]
河野真太郎(こうの・しんたろう)
一橋大学大学院商学研究科准教授。1974年山口県生まれ。関心領域はイギリスの文化と社会。著書に『〈田舎と都会〉の系譜学』(ミネルヴァ書房、2013年)、共著に『文化と社会を読む 批評キーワード辞典』(研究社、2013年)、訳書にピーター・バーク『文化のハイブリディティ』(法政大学出版局、2012年)、共訳書にレイモンド・ウィリアムズ『共通文化に向けて―文化研究1』(みすず書房、2013年)など。

詳しい内容は、こちらをご覧ください。
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