斎藤幸平×岸本聡子×今野晴貴 オンライン・トークイベント「人新世の「コモン」と労働を考える ~日欧・運動の現場から」
人類の経済活動、すなわち資本主義が地球を破壊し尽くす“人新世”の時代。
この資本の運動を止めるには、「コモン」(共有材)の再生と労働のあり方の抜本的な変革が必要です。
今回のイベントでは、経済思想家・斎藤幸平氏と欧州で再公営化や「コモン」に関わる活動に携わっている岸本聡子氏をお招きし、労働問題に長く取り組む「POSSE」代表の今野晴貴が、オンライン上でクロストークを行います。
社会の新しいヴィジョンを描き出す貴重な機会です。ぜひ奮ってご参加ください。
【関連書籍】



・今野晴貴『ストライキ2.0 ブラック企業と闘う武器』(集英社新書)
・岸本聡子『水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと』(集英社新書)
・斎藤幸平『人新世の「資本論」』(集英社新書)
【特典】
特典付きチケットをご購入の方には、
最新の雑誌『POSSE vol.47』を【送料無料】でお送りします(3月24日発送予定)。
雑誌『POSSE』は、NPO法人POSSEが制作している、若者の労働問題専門誌です。

POSSE vol.47
◆第一特集「非正規差別と働く女性たち」
◆第二特集「生きる権利を! コロナ危機下の外国人労働者」
お送りする最新号は、日本の社会運動の最前線を知ることができる充実した特集です。
ぜひ「雑誌POSSE 特典付」のチケットをご購入ください。
【概要】
日時 2021年3月20日(土)19:00〜(18:50開場)
方法 オンライン配信(Zoom)
お申し込みの際にご記入いただいたメールアドレスに配信リンクをお送りいたします。
【参加費】
学生・若者 無料
社会人 1000円
特典付き 1400円(送料無料)

岸本聡子(きしもと さとこ)
1974年、東京都生まれ。シンクタンク研究員。オランダ・アムステルダムを本拠地とする政策シンクタンクNGO「トランスナショナル研究所」に2003年より所属。新自由主義や市場原理主義に対抗する公共政策、水道政策のリサーチおよび世界中の市民運動と自治体をつなぐコーディネイトを行う。主な著作に『水道、再び公営化!』(集英社新書)、共著に『再公営化という選択』(堀之内出版)など。
斎藤幸平(さいとう こうへい)
1987年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。Karl Marx’s Ecosocialism: Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy(邦訳:『大洪水の前に』、堀之内出版)によって権威ある「ドイッチャー記念賞」を日本人初・歴代最年少で受賞。日本国内では日本学術振興会賞受賞。『人新世の「資本論」』(集英社新書)が「新書大賞2021」で大賞を受賞。