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あなたの心に彩りを添える
ちいさな花束になりたい。。。

ことばのかけら こころのかけら

。。。

2009-09-07 | Weblog

少し前にご紹介した大好きなスティーブジョブズ氏のスピーチ!

「どこが良かったですか?」と聞かれ、

「もう全部がその通りだな~って納得した!」^^と答えたけれど...

最後の「ハングリーであれ、愚かであれ!」の愚かってどういうことだろう?とちょっとだけ考えた。。。


その昔、社会に出たばかりの私は

「自分はなんにも知らない、なんにも出来ない。」と真剣に思った。

社会人になって二度目の職場で私は

「みわちゃんは赤ちゃんみたい!」^^と言われていた。

月日がたって,,,そんな風に言われていたことをすっかり忘れていたけれど、

実は「赤ちゃんみたい。」と言われていたのが嫌でなくて

周りに(無邪気な人、無垢な人、可愛いやつ♪)

ちゃあんと見ていてあげなければ!と温かく見守られているのが居心地が良かった。

寮のお風呂で一目もはばからず大きな声で歌ったり

いつもきゃぴきゃぴうるさくてうざいやつだったかもしれない。。。

その後、アルバイトを経て

父のお店を手伝う店長を負かされるようになり、

本来ののーんびりの自分から、しっかりしなければ!

スタッフにあれこれ教える立場になり

人に言うからにはまず自分が出来なければ!と自覚し

甘えん坊キャラから、落ち着いた人と言われるようになった。

さらに月日はたち結婚して子供を産んでしばらくした時

遠く離れて住む同い年の私の憧れの友達、

その昔私を「赤ちゃんみたい。」と言っていた大大大好きな友達からこう言われた。

「みわちゃ~ん、子供が子供産んじゃあいかんよ~!」^^って

電話の向こうのその温かい声が嬉しかった。

何年たって会っても「大人になったね。」とは決して言われたくないと思った。^^

「ハングリーであれ、愚かであれ!」から話がそれたようだけど、

愚かとハングリーは似ている、

愚かとは私なりの言葉にすると

「自分はなんにも出来ない、なんにも知らない。」と真剣に思った気持ちを

ずっと持ち続けていたいと思う。

「ハングリーで、愚かで、謙虚で有りたいと思う。」

少しずつ変化し、成長はして行く。

でもどんなに歳を重ねても

「私はなんにも知らない、なんにも出来ない。」そんな気持ちを持ち続けたい。。。