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pripocoの休日

ジョギング散策:加東市社町

昨日は久しぶりの冷たい雨に、どこにも行けず足止めを食らっていました。今日も1日曇マークで、雨寄りの曇のお天気で、「せっかくの休みに雨かよ」と少々つらいものがありますが…

先週、散策した日記を書き上げることが出来たので雨でもいいことはありますね

1月8日(日)晴れのち曇り
お昼前に家を出て、今日は2006年に社町、滝野町、東条町が合併して誕生した加東市へ。そのうちの「社町(やしろちょう)」に行ってきました。

参加者:私と夫の2人

隣の滝野町は「闘竜灘」があって、播磨中央公園もあって、足で歩いたことがあります今日はお父さん(夫)の提案で下り立ったことのない「社町」

2006年に合併してから、それぞれの庁舎を継続で使用していたそうですが、2013年に新庁舎が建てられたそうでとてもキレイです

案内板を見ると町中だけ回るにはコンパクトな感じです。市役所の駐車場に車を停めて近くにある「ステラパーク」という広場でおトイレを済ませて12時16分出発
加東市役所を北上して、丘を下ります。

「東条川疎水」とデカデカと土手に横断幕があり、「そうかぁ、今も市役所から下って降りてきたし、この辺りも丘陵地で水に歴史があるのかぁ」🤔

江戸時代に作られた、印南野(いなみの)台地を潤すための「新井(しんゆ)用水」の散策から「疎水」は興味のある一つです

「東条川疎水」を調べてみると「曽根サイフォン」というサイフォン式で水を運んでいるそうです
(Google mapから写真を拝借しました)

宙に浮いた大きな水道管が強烈です
またまた行きたいところに
また改めて行くことにします
まだまだ知らないところが多くて“兵庫県広し”

市役所の北側から丘を下りて北上。

「千鳥川」を渡り、川沿いに整備された遊歩道を西へ走ります千鳥川は東の方から蛇行しながら流れ、加古川に合流するようです。

サザンカが咲いてました
もう終わりかけかな…
県道567号に入り、南下。
道沿いの「観音寺」へ。
赤穂浪士の供養墓碑があるそうです。

加東市にも赤穂藩浅野家の領地があり、分家の家原浅野家が本堂を建立され、47義士を供養する墓碑を建てられたとあります。毎年、義士祭も行われているそう。(そう言えば今年は忙しくて赤穂義士祭見に行けなかったなあ…
トイレをお借りして…と思わずびっくりで、物置かと思いましたが、凍結防止とのことで毛布が掛けられてました
昔の商店街と思われる通りに入りました一本の商店街かと思いきや横にも数本通りがあります。お店だったり、普通の住宅だったりですが…。

次は「持寶院」にお邪魔します。立派な門をくぐり、

ここには国内で最大の木造の大師像があるそうです

ガラガラ戸を開けて中に入ると本当に大きな像がでんとおられました

弘法大師の履かれる靴なのかなぁ

五鈷杵(ごこしょ)も置かれてます。右手にも持っておられます。これは高野山に行ったときに習いました

魔を払ったり、煩悩を打ち消したりするアイテムですが、持ち方が特殊で何度もみんなで真似した記憶があります(絶対、手首おかしいって…

次は「山氏神社」
その昔、源平合戦の初戦「一の谷の戦い」の前哨戦が、加東市にある三草山で繰り広げられ、そしてここで1日休み、その際、義経自ら松を植えたという伝承があるとのこと。(三草山も行ってみたいですね😀)

神社のある場所は昔、豪族の屋敷でそこに義経が休憩したと。今は山氏神社と月極駐車場となってました

この奥に玉垣で囲われた場所があり、石碑に「源義経お手上の松」と彫ってあります。
残念ながら玉垣の中は更地

枯れちゃったのかなぁ…
高砂の「松」は「○代目」と代々引き継がれて生きてますがあれって実は大変なことなんだなぁと改めて思いました

少し行くと、「佐保神社」
この街の由来とされる神社です
その昔、このあたりは「佐保社郷」と呼ばれていたことから町の名が「社町」となったよう。

古くから門前町として栄えていたようで、そういやぁ、今通ってきた商店街にも古い軒構えのお宅がありました。

「北条政子」がこの神社を崇敬し、本殿の再建や「八町四方に檜造りの鳥居」を建立したと…🤔説明書きにあります。

私:「お父さん、どゆこと8つの町の四方に鳥居
夫:「8つの町ちゃうやろ距離やろ

お父さんが正解でした
1町は109mで長さのことでした😁…ということは、「八町四方に内の鳥居、1里四方に外の鳥居」が建立されたとあるので…

めちゃめちゃ広いけど
1里は36町≒3.9kmなので、870m四方に内の鳥居、3.9km四方に外の鳥居を北条政子が建立したということなのかぁ…😀

また、源義経は三草山の合戦のあと、ここで陣を立て直したそうです

源義経の足取りも加東市内のあちこちに残っていて、義経のルートを辿る散策も面白そうです(義経が一の谷に向かったルートは不明らしいのですが

何気にやってきたけど色んな歴史に触れ、ワクワクします

「明治館」
今から100年余前に建てられたそうです。なんだか見覚えが…🧐
明石の散策で見た建物とそっくりです👀
↓「中崎公会堂」
うり二つですね

中は広いホールになってます

明治館の中も同じような作りでした😯
施錠されてて入り口のガラスに張り付いて撮りました😁明治館内)

もう14時前になったので近くの中華料理屋で腹ごなし🍜

14:30スタート地点のステラパークに到着まだまだ時間があるので市役所から東側も散策することに

ここから4.7km先に「どんぐりっ子の森」というのがあるのでそこを目指して
行って帰ってするとちょうどいい距離になるようなので

少し走ると「兵庫県立社高等学校」がありました2022年夏の甲子園兵庫県代表です

アッこれは、テニスコートですけど、西側に設備の整った、大きな野球のグラウンドがありました。
学校の前の道、「学園道路」と名付けられた県道567を東へどんどん上っていきます社高校を過ぎると、兵教大付属小学校が出てきました。

ここは「加東台地」と呼ばれてるところでしょうか
上りきった先は「原野」が広がってましたそこに道路が一本、車が行き交います🚙🚚所々に一軒家が建ってますが結構、手つかずな状態です
田んぼにしてあるところもありますが赤土で、植物が育つのかなぁと🤔ここが神戸ならでっかいマンションがボコボコ立ってるんやろうなぁと想像

夫:「うわぁ~
急にお父さんが叫ぶので何かと思いきや、忘れた頃に…また引っ付き虫

不意に枝を伸ばしてくっつくんですよね↓コレ

南の方に給水塔かなぁが見えます。周りと比べて土地が高いので水に困るかのかぁ…と思いながら走ってると
道路横に、道の傾斜より緩やかな溝が空中に浮いて走ってました。
「水」どうやって供給されてるんでしょうやっぱりちょっと気になります

ずうっと走り続けてようやく交差点。「やしろの森公園4km」の案内板。
アレッ、どんぐりっ子の森どこ行った

とりあえず、交差点の傍らに大きな石碑があるので近づくと「開墾記念碑」と彫ってあります。周りは人家が数件建ってます。

説明書きによると、この台地は引揚げ者によって開墾されたようです交差点の反対側には「嬉野開拓」の看板があり、「嬉野台地」に今いるようですがやはり原野が広がってます。交差点を左折し、兵庫教育大学方面へ。
人影なんてずうっとなかったのに、どこからか二人のランナーが追い越していきました……
大きな道から脇に伸びる赤土の田んぼの中の農道に入って進むと、

突き当りに目的地にしてた「どんぐりっ子の森」に到着えぇ~っとココ、終わってる公共の施設ではなく、個人の施設なのかなぁ🤔

この先は谷になってて、そこに手作りの小屋とかが立ってて、夏場には子どもたちの冒険広場みたいになるのかなっていう、冬の今は閉鎖してるようです

さぁ気を取り直して、先程の大きな道に戻ります。振り返り、「どんぐりっ子の森」方面の木のてっぺんと田んぼが同じ高さで見え、「なんであそこだけ急に「谷」なんだろうねぇ」と、不思議な地形です🧐

突き当りに兵庫教育大学がありました。これ以上、まっすぐは進めないようなので、東へ進路を取ります
大学の敷地は広くて大きな背の高い学舎も多数建ってるようですが、ここも構内は下に向かって掘り下がってる感じです。

兵庫教育大学の正面を右折して山を上っていきます
「兵庫県立嬉野台生涯教育センター」の案内板が…って何するとこ

夫:「県民ながら、そんなセンターの恩恵受けたことないぞ💢」
と、プチ文句を言いながら向かいます
建物が見えてきました👀子どもたちがテニスをしたり、野球かなぁ、車もたくさん停まってて人が結構います

研修も出来る広い施設のようです😯
ここは東播(東播磨)なので、西播(西播磨)に住んでる私達はほぼ来ることがないですね

体育館ではバレーボールもやってました。活気づいてます

今度は下るようです。歩いてる人なんていません私達だけ…バスが追い抜いていったけどどこに連れてってくれるのかなぁ…

もう16時前。あと1時間で日の入り時刻です。このまま行けば「やしろの森公園」とやらに行けるようです
しかし、2.5km先でもう暗くなるまでに1時間しか猶予がないのでスタート地点に戻ることに。北側に谷に下りれそうな道があるのでそちらへ

苔むしてきっと誰も通らないのでしょう
少し下ると車の通る音が聞こえ、中国自動車道の側道に出ました
今、こんなところにいるようです
社パーキングがあと2kmの地点
側道の上がったり、下がったりがしんどくなって高架下をくぐって反対側の村がある方の側道へ
私:「こっちも上がったり下がったりするやん
夫:「しゃあないな

ここは河岸段丘になってて、千鳥川が下の方で流れています。コレを辿って帰ればつけそうですね😁並行してます。

もう一度中国自動車道の高架をくぐって…
私:「ちょいちょい、お父さん、また、上っとるやん

はぁ〜良かった上ってると見えたのは出口だけで、あとは田んぼの中の平坦な道です
ヤレヤレ、助かったぁ…と思ったけどこれがまた、大変向こうの方まで真っ直ぐな道が延々と…16時30夕日との競走です

交差点に出て、どうやらこの道を上っていけば、意外にワープ出来るみたいでただ、所々に「東条川疎水ネットワーク博物館」って書いてあるこんな案内板があって、コレもいつか辿ってみたいですね

どうやら加東台地のてっぺんまで一気に押し上げてくれる道のようで、もう歩いてますけどね車は通りますが歩いてる人はいません

坂の途中から住宅地が開けてきて、その住宅街に入って進むと、これは社中学校の裏手だったかな頭の中の地図も繋がり、もう随分近くまで戻ってきてて安堵しました
17時00分加東市役所駐車場に無事到着。結構、東の方へ行ってしまってたので焦りましたがクルッと無事戻ってこれました。

ここも、神戸西と同じく、台地の上に拓けた街がありました。台地の上を東に行くほど町もなくなり、原野が広がってるのが普段目にしないので少し異様さを感じました


次の日も、ジョギング散策:須磨区に行ってきました。ブログ作成中

最後までお付き合いありがとうございました
























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