9月3日。
タロさんが亡くなりました。
14歳。
はじめてのお留守番のとき。
その当時タロさんは2歳ぐらい。
クロねぇさんは7歳ぐらいだったかな。
まだモモコさんはいませんでした。
大きいので別々にお散歩に行くつもりでしたが
この二人。
超仲良し
どちらか先に連れ出すと
離れたくないと 大泣きするのです
仕方ないので一緒に連れて行くことになりました。
どれぐらいの力で引っ張るのか。
大体の予想はできてましたが
私の予想を大幅に上まわりました。
近くの河川敷へお散歩です。
すさまじい勢いで
道ではない土手を這いあがる。
クンクンにおいを嗅ぎながらジグザグ走行。
いかん。。...制御がきかない
例えて言うなら...
もののけ姫の冒頭、
山からワシャワシャ降りてくる たたり神。
これは犬じゃない。 イノシシだ ブヒ
無事に帰宅はできたが
所々、記憶がない。
呆然とする私に満面の笑みで体当たりする
くろい怪獣。
これからどうするよ...この怪獣のお世話
これがタロさんの最初の印象でした。
それからしばらくして
怪獣2匹のもとに桃子さんがくわわりました。
ある日、タロクロママさんから着信 。
あたらしく子犬がきました
フラットコーテッドレトリバーの女の子です
お名前は桃子ちゃん。
...フラット..ですと...?
携帯もったまま しばしフリーズ。
怪獣が。怪獣がまた増える
毎回のように事件のおこるシッティング。
今 思いだせば 全部笑い話ですが
その当時はオーバーではなく死に物狂いでした 心臓がー
怪獣三兄弟の誕生です。
タロさんは子犬のころ
ママさんのお友達の娘さんがお勤めだった
ペットショップに兄弟犬と一緒に売られていました。
飼い主さんが次々に決まる兄弟たち。
その中で売れ残ってしまったタロさん。
あ~。。タロさんゴメン。
売れ残ったのなんか分かるわーw
で、なかば強引に
売れ残ったタロさんを飼ってくださいと連れてこられたそうです。
その夜、ハンパない夜泣き。
タロさんらしいスタートだなと思いました。
...それはこちら側の判断だよ。
痛みに強いが心は弱い。
デカイなりして超びびり。
リーダー欲はゼロ。いやマイナス。
あだ名は
すっとこどっこい。
クロねぇさんとモモコさんの尻にしかれまくり。
オヤツとかボールとか取られて泣きじゃくる。
またかい!
で、私が とりかえす。
ダメな子ほど可愛い。。とはよく言ったもんだ。
水遊びが大好きだったので
パパさんから よく川に遊びに連れて行ってもらってました。
クロねぇさんは水が苦手なので川岸でみてます。
泳ぐのが得意なタロさん
たくさん楽しいことがありました。
月日は流れ
3年前の夏にクロねぇさんが亡くなり
寂しくなりました。
今年の3月ごろからタロさんの体力が落ちてきました。
だんだんお散歩もできなくなりお庭で過ごす時間がふえてきました。
あんなにパワフルだったタロさんも
お歳にはかてません。
ある日、お世話してたら地面に赤いシミみたいのがたくさんついてました。
さっきまではなかったのに...。
なんだろうと思ったら、
タロさんが横になったままでシッポふるのでシッポが地面で擦り切れて血が出てたのです。
そんなにしてまでシッポふらんでいいよって。
最後1週間ぐらいは寝たきりでした。
もうシッポもふれなくなりました。
名前をよぶと一生懸命こっちを見て起き上がろうとします。
起こすのを手つだうと とても嬉しそうなタロさん。
あちこち痛かったろうに ずっとニコニコしてました。
死に目には無理だったけど
前日に会えて良かったです。
かねこ先生にもたくさんお世話になりました。
ふかふかベッド作ってくれて嬉しかったです
優しくしてくれてどうもありがとうございました
タロさん。
ペットショップで売れ残ってよかったやん
またどこかで会える日まで。
ばいばいタロさん
タロさんの笑顔を見ると本当にしあわせそう。
パパさん、ママさんの子でしあわせな犬生だったと思います。
今は仲良しだったクロ姉さんと一緒に駆け回ってますね。
その破壊力で天国のお花畑を蹴散らしてるかも
私からも太郎さんに、「ばいばいタロさん」。
コメントもらってタロさん喜んでると思いますよ。
天国の花畑は蹴散らされてるのでしょうねー
クロねぇさんから叱られてるタロさんが目にうかびます
コメントどうもありがとうございます。
悲しんでくれる方がたくさんで
タロさんも喜んでると思います(^-^)
幸せな生涯だったんですね。
3年前に亡くした黒ラブのデイジーと重なり泣けてきます。
いつもニコニコ笑っててとても優しい子でした。
天国でデイジーちゃんと遊んでるといいですね