ハートフル・ロマンス

ある日のことでした。
ジェニーが買い物にいくところを、マーキーがドライブに誘いました。
そのときのことです。
急に雨が降ってきて、ふたりは傘もささずにただ犬のトミーといっしょでした。
トミーはマーキーの愛を知りました。
心から秘かに愛を稔らせたかったようでした。

コロンビア大学ではじめて会ってから、あれから10年がたちました。
「奇遇だね。偶然にもきみに会うなんて！」
「こんなところで、ショッピングしてるのって久しぶりなの！」
「トミーはわたしが飼っているヨークシャテリアなの。」
「ちっちゃくてかわいいわんちゃんだね！」
ジェニファーに偶然さっき会ったけどきれいになったなと思いました。

時間があっという間に過ぎ去っていきました。
ドライブが雨でだいなしになりました。
雨上がりの虹がとてもきれいでした。
「朝からモーニングコールにも出られない理由があったのかい。」
「ずいぶん待ちすぎたよ。」
「待たせてごめんね。わたしランニングしてウォーミングアップしてたの。」
「忙しくしてたわ。あなたのことは大学の時のボーイフレンドだったわね。」

「せつない気持ちを胸に秘めていたのわかるかしら？」
「あなたと恋人になりたかったのよ！」
「ジョニーが来てクッキーをたくさん食べて帰ったことがあるわ！」
「文通をしていたけどなかよくしてもらったわ！
「すてきな出会いのなかでまたとない偶然なナイスガイに出会ったわ。」
宇宙服が似合っているようなので、宇宙飛行士になる将来の夢がありました。