自粛期間が終わりましたが
管楽器奏者の自粛は続いてます
今や、管楽器奏者は「危険なお仕事」となってしまいました
先週末、ブロードキャスターの番組内で
多久さんが「ちくわ奏者」として紹介されていらっしゃいましたが
さすが、広島で披露していただいた「おトイレ掃除棒」でもなんでもも華麗に吹きこなす人は素晴らしい!
世の中には逆境に負けずに何かをやってる人がいる、
私も何か特技を身に付けたいなー
と、ちょうど頼んでいた「トラヴェルソ・もどき」が届きました!!
私はあまのじゃくなので
みんなが「何か新しい挑戦を始めた」時には
逆のことをしたくなるのです
リモート合奏もいいけど
TVとか見てても
そんなに「素晴らしい!」と感動があるレベルのものは見かけなかったし
「へぇ~、まぁアリなんじゃね?」なんて言われるくらいならやらなくても良いのでは?と思ってしまった。
じゃあ、ここは逆に、古いものを再発見してみたい!
ということてトラヴェルソ。
前置きが長くなりましたが
「トラヴェルソ」というのは
「フルート・トラヴェルソ」というものです。
いわゆる古楽器です。
フルートというと
ピカピカの金属でできていて
カッコいいメカがついていて
キラキラした音が出るもの
というイメージだと思いますが、
たった300年ほど前までは
木材を削って作った木工品で
素朴な音のする楽器でした
さらに前の世紀になると
ヨーロッパには横笛を作るだけの技術はすたれていたと思いますので
アジアか中近東あたりからの再輸入だった可能性もありますので
きっと民族音楽といわれるような曲を演奏していたんでしょうねー
ということで
新しいものではなく
古いものに返り
古い「古楽」というジャンルに挑戦しようと思っています♪
いつもお世話になってる新大久保のDACさんに送ってもらって
練習用に
アウロス社のプラスチック製のフルート・トラヴェルソ
お値段約45000円と
トラヴェルソを習得できる教本を
送ってもらいました!
ちゃんと製作された木製のトラヴェルソではなく
おもちゃよりも多少良い?
くらいの楽器ですが
練習には充分使えるものです。
ピッチは415Hz
金属のフルートよりもかなり低い音程です
(なので吹奏楽には使えません)
さっそく今日から練習開始です。
テキストの初めから見て指を覚えて、簡単な曲から~
そんなことする訳ありません
この前始めた小学生の生徒さんと同じで
すぐにでも難しい曲を吹いてみたい!
(子供か?!)
とりあえず
テレマンの12のファンタジーとか、
バッハのソナタとか
ヘンデルのソナタとか
いろいろやってみた!!
そして、なんとか人に聞いてもらえそうなくらいに上達したのは
「ロンドンテリー」だけでした
ああ、道は長い
ちくわに負けるな~
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