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トラヴェルソ☆デビュー!

2020年05月24日 | よっしーのフルート日記

自粛期間が終わりましたが
管楽器奏者の自粛は続いてます

今や、管楽器奏者は「危険なお仕事」となってしまいました

先週末、ブロードキャスターの番組内で
多久さんが「ちくわ奏者」として紹介されていらっしゃいましたが
さすが、広島で披露していただいた「おトイレ掃除棒」でもなんでもも華麗に吹きこなす人は素晴らしい!

世の中には逆境に負けずに何かをやってる人がいる、


私も何か特技を身に付けたいなー


と、ちょうど頼んでいた「トラヴェルソ・もどき」が届きました!!

私はあまのじゃくなので
みんなが「何か新しい挑戦を始めた」時には
逆のことをしたくなるのです

リモート合奏もいいけど
TVとか見てても
そんなに「素晴らしい!」と感動があるレベルのものは見かけなかったし
「へぇ~、まぁアリなんじゃね?」なんて言われるくらいならやらなくても良いのでは?と思ってしまった。

じゃあ、ここは逆に、古いものを再発見してみたい!

ということてトラヴェルソ。



前置きが長くなりましたが
「トラヴェルソ」というのは

「フルート・トラヴェルソ」というものです。
いわゆる古楽器です。

フルートというと
ピカピカの金属でできていて
カッコいいメカがついていて
キラキラした音が出るもの

というイメージだと思いますが、

たった300年ほど前までは
木材を削って作った木工品で
素朴な音のする楽器でした


さらに前の世紀になると
ヨーロッパには横笛を作るだけの技術はすたれていたと思いますので
アジアか中近東あたりからの再輸入だった可能性もありますので
きっと民族音楽といわれるような曲を演奏していたんでしょうねー


ということで
新しいものではなく
古いものに返り

古い「古楽」というジャンルに挑戦しようと思っています♪


いつもお世話になってる新大久保のDACさんに送ってもらって

練習用に
アウロス社のプラスチック製のフルート・トラヴェルソ
お値段約45000円と

トラヴェルソを習得できる教本を




送ってもらいました!

ちゃんと製作された木製のトラヴェルソではなく
おもちゃよりも多少良い?
くらいの楽器ですが
練習には充分使えるものです。
ピッチは415Hz
金属のフルートよりもかなり低い音程です
(なので吹奏楽には使えません)


さっそく今日から練習開始です。

テキストの初めから見て指を覚えて、簡単な曲から~

そんなことする訳ありません

この前始めた小学生の生徒さんと同じで
すぐにでも難しい曲を吹いてみたい!
(子供か?!)

とりあえず
テレマンの12のファンタジーとか、
バッハのソナタとか
ヘンデルのソナタとか

いろいろやってみた!!

そして、なんとか人に聞いてもらえそうなくらいに上達したのは
「ロンドンテリー」だけでした


ああ、道は長い
ちくわに負けるな~


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