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先日、教室の発表会の時に先生たちからある生徒さんの近況を聞きました。
話をしたのは、その生徒が習ってるフルートの先生とピアノの先生。私はこの3月まで産休だったフルートの先生に代わりレッスンしてました。
そのコは今年から中学生です。趣味は多分カラオケ。歌謡曲が大好きで、ピアノもフルートも基礎とかではなく、その時興味のあった歌謡曲をゆっくりさらうというかんじ。やる気もあるのかないのか…(-.-;)すぐにあきる。なので、秋の発表会以降は曲が決まらなくて苦労してました。
私もどうしていいかわからなくなって、たまたま購入した「のだめカンタービレ」の曲集を見せたら少し反応あり!(具体的には付録のシールに反応f^_^;)。とりあえず1曲目のアイネクライネを渡して「吹奏楽部に入ったらこれくらい吹けないと恥ずかしいよ~」と言って練習させ、そのまま次の先生にバトンタッチでした。
それから三ヶ月。また秋の発表会の話題です。
「あのコ、今度クラシック部門で出るよ」「曲は何?」「アウ゛ェマリアとガボット吹きたいんだって~」「うそ~!中島美嘉はもういいの?」と、こんなかんじでした。
たしかに、彼女が入学した中学校は吹奏楽がさかんだ。以前は全国大会までいってたような気もする。
でも、たったこれだけの期間に歌謡曲好きなコがそんなに変わってしまうなんて。やっぱり部活?吹奏楽ってあなどれんなぁ。
クラシックの方がポピュラーより上という訳では決してないけど、ポピュラーはほとんどが芸術作品ではないからね~。地道にレッスンしてたらこういうこともあるんだね、と思いました。
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