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週末は、八ヶ岳宇宙学校。
4月から始まった宇宙学校も、すでに8回目となり、3分の2が経過しました。
この日は、畑作業も最終段階となり、最後の収穫とビニールハウス作り、そしてサツマイモの焼き芋パーティーでした。
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ハウス作り、農作業、焚き火チーム。
それぞれ、好きなエリアに分かれての役割分担で楽しく作業をする風景は、まさに昔にあったようなコミュニティそのもの。
縄文を感じさせます。
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特にハウス作りは、畑の土中に巨石がゴロゴロあって石発掘が必要となり、皆が童心を飛び越えて、古代人となって発掘作業に取り掛かり、テコの原理などできる知恵をすべて集結させて、かなりの量の石を掘り出すことに成功しました。
こんな体験、まず普通に生活していたらやることもなく、なんとも言えない充実感と達成感があります。
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2日目の講義。
本日の講師は、八ヶ岳在住で世界的なアーティストとして活躍される新月紫紺大先生の美術の時間。
「学校で教えてるのは上手い絵の描き方。でも、上手い絵が良い絵とは限らない」
周囲の評価ではなく、自分が心から愛せる絵を描く。そのコツをワークショップで実際に絵を描きながら体感させていただきました。
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1人ひとりに渡されたのは、白い色紙に白いクレヨン。
白地に白で描く絵。
何を描いているのか、よくわからないところに、自分の頭や意図を超えたアートの世界があるようで、思いのままに手を動かして表現してみました。
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そして、白い絵が出来上がったら、贅沢にも1人ひとり新月先生にチェックしてもらい、そこに初めて黄色や赤、青などの色を入れるアドバイスをもらいます。
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最後に、出来上がったクレヨン画の上に黒い絵の具で全部塗ると
「バババッ!」
と手品のように絵が浮かび上がってきます。
その瞬間、思わず
「おぉ!」
と心の声が出てきて、自分の絵でありながらも、予想外の感動を覚えます。
これが上手な絵ではなく、良い絵の事例であり、この感動を感じることが、普段の生活や人生の中でもとても大事なことになるようです。
自分の絵を愛することは、自分自身を愛することにも。
そして、自分を愛することができて、初めて他人も愛せます。
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どの絵も、個性豊かで、上手い下手を超えてすべてアートであり、お世辞抜きで素晴らしいエネルギーに満ち溢れた絵でありました。
絵には、その時、その自分のすべての波動、潜在意識が表現されます。
絵を描くことそのものが、すでに瞑想。
日常生活の中に絵を取り入れることで、自分の精神やエネルギー状態をチェックするのにとても役立ちそうです。
学生時代の美術の時間では、そんなことは一切教わりませんでした。
人生そのものがアートであり、八ヶ岳では、こういったアートの心と感性を育てる学校があればと常々思います。
来年の宇宙学校の募集開始は、年明け以降を予定。ご興味ある方は是非ご応募くださいませ。 .