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縄文コミュニティと宇宙美術の授業

2018-11-24 06:51:10 | art






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週末は、八ヶ岳宇宙学校。

4月から始まった宇宙学校も、すでに8回目となり、3分の2が経過しました。

この日は、畑作業も最終段階となり、最後の収穫とビニールハウス作り、そしてサツマイモの焼き芋パーティーでした。

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ハウス作り、農作業、焚き火チーム。

それぞれ、好きなエリアに分かれての役割分担で楽しく作業をする風景は、まさに昔にあったようなコミュニティそのもの。

縄文を感じさせます。

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特にハウス作りは、畑の土中に巨石がゴロゴロあって石発掘が必要となり、皆が童心を飛び越えて、古代人となって発掘作業に取り掛かり、テコの原理などできる知恵をすべて集結させて、かなりの量の石を掘り出すことに成功しました。

こんな体験、まず普通に生活していたらやることもなく、なんとも言えない充実感と達成感があります。

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2日目の講義。

本日の講師は、八ヶ岳在住で世界的なアーティストとして活躍される新月紫紺大先生の美術の時間。

「学校で教えてるのは上手い絵の描き方。でも、上手い絵が良い絵とは限らない」

周囲の評価ではなく、自分が心から愛せる絵を描く。そのコツをワークショップで実際に絵を描きながら体感させていただきました。

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1人ひとりに渡されたのは、白い色紙に白いクレヨン。

白地に白で描く絵。

何を描いているのか、よくわからないところに、自分の頭や意図を超えたアートの世界があるようで、思いのままに手を動かして表現してみました。

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そして、白い絵が出来上がったら、贅沢にも1人ひとり新月先生にチェックしてもらい、そこに初めて黄色や赤、青などの色を入れるアドバイスをもらいます。

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最後に、出来上がったクレヨン画の上に黒い絵の具で全部塗ると

「バババッ!」

と手品のように絵が浮かび上がってきます。

その瞬間、思わず

「おぉ!」

と心の声が出てきて、自分の絵でありながらも、予想外の感動を覚えます。

これが上手な絵ではなく、良い絵の事例であり、この感動を感じることが、普段の生活や人生の中でもとても大事なことになるようです。

自分の絵を愛することは、自分自身を愛することにも。

そして、自分を愛することができて、初めて他人も愛せます。

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どの絵も、個性豊かで、上手い下手を超えてすべてアートであり、お世辞抜きで素晴らしいエネルギーに満ち溢れた絵でありました。

絵には、その時、その自分のすべての波動、潜在意識が表現されます。

絵を描くことそのものが、すでに瞑想。

日常生活の中に絵を取り入れることで、自分の精神やエネルギー状態をチェックするのにとても役立ちそうです。

学生時代の美術の時間では、そんなことは一切教わりませんでした。

人生そのものがアートであり、八ヶ岳では、こういったアートの心と感性を育てる学校があればと常々思います。

来年の宇宙学校の募集開始は、年明け以降を予定。ご興味ある方は是非ご応募くださいませ。 .