図書館で借りた本📕
ホラーと言うわけではないけれど、ゾワゾワする怖さがありまくり😱
こちらは詐欺のお話。笑
辻村深月さんの『闇祓』
ホラーと言うわけではないけれど、ゾワゾワする怖さがありまくり😱
暴力を振るうのでなく、怪奇現象を起こすのでもなく、ただ『言葉』のみで相手をコントロールし、死へ追い詰めてゆく。
ひたすらに自分の中にある『闇』を相手に押し付けてゆくのです😱
闇を押し付けるひとたちの目的は『世界征服』とか大それたものではなくて、『ただ、そういう性分だから』みたいな理由が1番恐ろしかった。
こういう人たちの狙う相手は、優しくて、お人好しで、頼まれたら断れないタイプで、ちょっと(自分に)自信のない人。
なんかもう気づいたらコントロールされて、依存してゆく感じが、新興宗教みたいで💧
もはや、『闇ハラスメント』
この近年、SNSなどで誹謗中傷が問題になっているけれど、ホント『言葉』って大切に扱わないと凶器になるし、そして発した自分自身にも凶器となり返ってくる。
ありえないようなストーリーでしたが、闇を押し付けてくるひとは確かにいるかも知れないな、と😨
そういうひとに近寄らないように、もし近寄られたらダッシュで逃げようと思いました😰
暑い日なのに背筋がゾクゾクした小説でしたよ
おなじく辻村深月さん
こちらは詐欺のお話。笑
知らず知らず詐欺をしてしまうひとの短編小説で、最初は騙すつもりはなかったのに、結果騙すことになってしまったとか、
騙すつもりが逆に騙されてとか、いろんなパターンの『詐欺』案件を知りました😅
どちらの本も現代にピンポイントで辻村深月さんのサラッとした心理描写に、よけい怖さを感じました。
みんな、どこにでもいる「普通の人」なのにね。
ほんの些細な「選択」で人生が変わってしまう💦
自分の欲がどこから来てるのか、ちゃんと見極めなきゃ!とココロにメモをしました。笑
2冊ともイヤミス(嫌な気持ちになるミステリー)だったけど最後は希望の持てる終わり方が辻村深月さん流かも♡
怖いけど、おもしろかった〜。笑