《アロマテラピーサロン・ピュアティ》purity diary

アロマルームのできごと、好きなこと、日々のあれこれをココロのままに綴ってます♪
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メッセージ

2009-08-16 21:31:56 | 映画、鑑賞
好きな作家さん よしもとばなな氏と田口ランディ氏

このお二人、わたしが思う共通のワードがある。

スピリチュアル オカルト ヒーリング 屋久島 

文体とか異なるのに、たまに『どちらが書いていた言葉だっけ?』と思うときがある。

根をもつこと、翼をもつこと (新潮文庫)
田口 ランディ
新潮社

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ランディさんのエッセイ本 放射線事故 幼児虐待 広島 水俣病 薬害エイズ 屋久島の詩人。。重たいテーマなのだけど、歴史とつながるルーツを日常の中での想いと出逢いの中で感じながら綴っているエッセイ本

被爆のマリア (文春文庫)
田口 ランディ
文藝春秋

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広島の『原爆』をテーマに戦後60年を経て、日本人の心を重く揺さぶる闇を被爆者ではない4つの視点から描いてる短編集。

日々の考え (幻冬舎文庫)
よしもと ばなな
幻冬舎

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ばななさんのエッセイ本。。ばななさん自体がユニークな人だと思っていたが、ユニークな人には変わりものが集まる!?かなり濃い人達ばかり(笑)心ない人には素直な怒りもたぎらせて、小さな報復活動!?(笑)バカバカしくなりながらフッと笑ってしまったり、でも、さすが!ズンとくるメッセージも忘れない。

この本の中で、『写経』について語られてる部分がある。わたし、以前 浅草寺の『写経』をしたことがあり、またやりたいな~と思っていたのだけど。。。ばななさん曰く。。

よく写経をしている人がいるが、ちょっとでもそういう目に見えないものを感じる人なら写経は期限を区切るか、何か絶対的に強い、守るすべを手に入れてからやるだろうと思う。どんなに心がけがよくても、どんなに信仰があつい人でも、霊から見たら、そんなことは関係ない。『あ、写経やってる~。救われるかも~』とそこいらじゅうの霊がわんさかつめかけてくるのがわかるのだ。(中略) 欲に満ちたそのへんの霊たちが写経をしている人のところへどっとつめかけるのである。たぶん、そういうことを払いのけられるまで書きなさい、という修行なんだろうな。。(中略) 『うゎ~えらいな』と思う私。止めはしないけど、大変な道のりだなぁと思う。

だそうだ。うぅぅ~~ わたしは写経をすれば『良いことありそう♪』って、そう思っていた節あり、それに集中して書いてると気持ちが落ち着いたし そんな霊たちを救うためになんて書いていなかった。。つーか、『徳を積む』とはそういうことなのか いや、つめかけられようが、(気づかないし)救うことは出来ません だから、来ないでって思う(笑)こんな私は写経は分不相応。。かも

そして、(1945年)8月6日広島原爆、15日終戦記念日もあり、本屋さんには、それらに関する本が並んでいた。たまたま目にとまったランディさんの2冊は、広島の原爆に関する内容の本だった。リサーチも時間をかけて行ったのだろうな~とランディさんの『想い』も伝わってくる。

そして、わたしは戦争ものの映画が苦手で、観てるといたたまれなくなってしまうのだ。怖い!!気がつくと息を止めて見ている。お国のため、『天皇陛下バンザイ』と言いながら闘う日本兵。。たくさんの命が銃撃や爆弾によって奪い奪われ、異常な光景、環境。。狂気な精神状態にならざる得ない状態。。。そういうのが見てるだけで。。。怖いのだ。

そして、先日『硫黄島からの手紙』がテレビで放映されていたね。嵐のにのみやくんが熱演していた。

いろいろな思いが沸き上がってきた。

『みなさまのお陰で、今 日本はこんな平和な国、豊かな国になりました。ありがとうございました。』と素直に感謝する。

不景気といえ、食べ物にもこまらない、お水も飲める、安全な社会がある。けれど、『誰もが鬱病になる可能性ある』『鬱の予備軍』といわれる現代のわたしたちの心の中は。。。豊かなのだろうか?安全なんだろうか?。。。とも思う。

豊かでありたい。安全でありたい。そのために、自分と向き合う。素敵なご縁を大切にしていきたい。。。と改めて想った


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