今、近藤史恵氏の小説にハマっていまして、図書館で借りまくっております。
きっかけは、原作がドラマ化され放映中の(月曜日の夜11時過ぎからテレ東📺)西島秀俊さん主演のシェフは名探偵😊
美味しいフレンチとシェフの推理でお客さんの頑なってしまったハートが柔らかくなっていく♡
コミカルでおもしろいのです。
『モップの精シリーズ』は清掃員キリコちゃんが優れた洞察力を発揮してトラブルや人間関係などを解決していくハートフルストーリー。
大きな悪意はないけれど、『ちょっとムカつく😤』と(相手に)小さな意地悪をしてしまうことは誰にでもあるかもしれない💦
でも小説では悪意のない小さな意地悪をしたことで
・大きな悲しみとなる
・関係のない人まで気づける結果となる
・最悪、殺人事件にまで発展していく
波紋は広がっていくのです💧
会社、スポーツジム、病院、英会話教室などを舞台に、日常に『あるある』出来事を散りばめながら起こる事件は、誰にでも起こりえることかもなぁと、読みながらヒヤリとしました😅
清掃員の仕事が大好きで楽しそうに仕事をしてるキリコちゃんの姿を見て、色々な人たちが良い影響を受けていく。
自分を見つめ直したり、態度を改めたり、、etc
洞察力があるということは『人の気持ち』も分かるということ。
人の気持ちに寄り添ってキリコちゃん自身が傷ついてしまうこともしばしば😢
そういう時は、
自分ひとりで、ひっそりと時間をかけて傷を癒やし、さらに深く、優しく、愛倍増で復活するのです。
ライトな作風でサクサク読めて、読み終わると掃除をしたくなります。笑
そして
原田マハ氏の
こちらは、今までの短編をまとめたもので、新作も一編入ってます。
気の置けない友達と温泉に浸かり、綺麗な景色をみて、日々の煩わしさ、仕事の疲れ、鬱積していたストレスを浄化して新たな活力を生み出していく旅。
ものすごく親近感が湧きました。笑
コロナ禍で旅行に行けない、もういい加減に旅したい!と思ってる方々は、ごまんといらしゃると思いますが😢
コロナが落ちついたら、ここ行きたいな、こういう旅したいな、この景色見たい!などと、旅のヒントと提案?をくれるような本でした。
小さな意地悪をすることなく、まっとうに、自分の『好き』を大切にしていけば、素敵な人たちや喜び、楽しさを見つけ、そうそう人生悪くならないよ、そんなことも念押しされた感じです。笑