《アロマテラピーサロン・ピュアティ》purity diary

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まったりと~

2007-01-20 00:54:16 | 映画、鑑賞
観賞dayになってしまった。

『カッコーの巣の上で』というビデオを観賞。これは1975年度、アカデミー賞5部門を独占した不朽の名作!だそうだ。

主演は、ジャック ニコルソン。若い!細い!普通!今では『悪顔』を存分に生かし、濃いキャラを演じたり(バットマンのあひる隊長とか)純愛ものを演じたり、1度見たら忘れられない独特の個性を発揮する俳優さん。

刑務所の強制労働を逃れるため、狂人を装って精神病院にはいってきたマクマーフィという男性が、ジャック ニコルソン。
絶対権限を持った婦長により、病院は運営され、患者たちは無気力な人間にされてしまっている。

様々な手段で病院側に反抗しようとするマクマーフィに、患者たちもココロを少しづつ取り戻していく。

そんな彼の行動に脅威を感じた病院は、電気ショック療法を開始し、マクマーフィを飼いならそうとする。そして、脱走を計画し始めるが、、、。

『権威』『脅威』という理由で人をコントロールしていく、、これって今も、どんな世界でも繰り広げられてるよね。

会社であったり、家族であったり、学校であったり、、、。何十年経っても、こういうテーマは変わらない。

そして『善意』で『コントロール』しようと、行ってると思ってる人もいるだろう。

未熟な人間(誰だってそうだ)が、なぜか『権威』を持ってると『錯覚』してしまう。自分が誰かに『影響』を与えてる使命を持ってると思い込む。『こうしてあげよう』と善意から、思い通りにならないと『こうしてくれるっ』って。そのうちに『こうしてあげたのに』と。

以前、どこかの大学の心理学部が、合宿で『警官』役と『囚人』役とにわかれ1週間、自分の与えられた役を演じていたそうだ。始めたばかりの時は『警官』役の生徒は威厳もなし!大声で怒鳴ることも命令することもとまどっていた。

それが1週間たち、『警官』役は上から下を見るような、威圧的な態度、命令調の言葉、えらそうな振る舞い。『囚人』役の生徒は、オドオドとし、自分の意見を言えなくなり、人にへつらうような態度に変わっていたそうだ。

人間性や人格は、この1週間では、変わりようがないのにね、、。

『未熟さ』を知ってる大人が、人の上にたつのは良い気がする。自分の『未熟さ』を知っていれば、相手の『未熟さ』を許すことができる。謙虚になれる。誰かの力を感謝できる。有難いって思える。人を尊敬できる。

『未熟さ』も知らない大人じゃない人が、人の上にたつのは、周りが迷惑をこうむる。周りに『大人』がいるのを祈るばかりだ。(笑)

『自由』とか『人格』とか『役割』とかを、なんとなく考えさせられた映画だったな~。ただ、このラストもまた、、たまらないわ


今度はサクセスもののスカッとするものを観てみようっと


カッコーの巣の上で

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