読了した本✨
久しぶりに吉本ばななさんの小説✨
本の表紙、装丁が美しく、6つの短編の登場人物たちの心模様が描かれてる感じがしました。
若い頃から、ばななさんの小説をむさぼるように読みまくり、癒され救われてきました。
今も昔の小説を読み返すとツーと涙してるのですよね。笑
それなりに傷ついてきた自分に、登場人物からさりげなく優しさとチカラを貰ってるような感じなのです。
とにかく優しい気持ちの持ち主が主役?をはってるので、少しのことでプンプンブースカしてる自分が恥ずかしくなったり😓
ばななさんの小説で
優しさこそ本当の強さ
みたいなことも感じました。
そして、この『ミトンとふびん』
涙することはなく(私の感受性が鈍ったか😅??)ただただ、静かに小説の世界にどっぷり浸り、主人公たちの友達のように知り合いのように読み進めることができました。
フィンランドを舞台にした話は『やっぱり行くしかないっ!』と、ちょっと鼻息が荒くなりましたよ。笑
そして、ラストのばななさんの『あとがき』もココロに響く✨
ばななさんの小説を読み終わると、ざわざわしてたココロが静かになって、息がしやすい☺️
ココロがほっこり温かくなった♡
(表現できないような)気持ちや感覚を、ばななさんが丁寧に言語化してくれていた!とこの小説を読んで、今さらながら気づきました😅
だから、あんなにもココロが震え、涙したんだな、と。
私を担当してくださり、本当にありがとうございました♡←ファン用語。笑
この近年、ブログやエッセイなどで『引退』を仄めかすことが多くなられましたが😢あとがきの最後のことばで、晴れ晴れとした気持ちになりました。
好きな作家さんは、たくさんいます。
でも、ばななさん(の小説)は、ずっとずっとずっと寄り添い続けてくれた私にとって『特別な存在』
今回、図書館でお借りしましたが、やっぱり『本』を買おう。笑
あとからじわじわくるような何度も読み返したくなる小説でした✨