最近、なんとなく…
昔の自分の行動を思い出す。
まだまだ、鬱状態がひどかった時、
共感してくれる人が必要だった。
ミランの周りには、
そんな人がいなかった。
担当医に勧められ…
同じような経験をした人の
ミーティングに参加した。
でも、ミランは…
たった三ヶ月で
あることに気付いてしまった。
たしかに共感はしてもらえる。
でも、ここでぬるま湯のような環境で
傷のなめ合いして…
一体、何を得られるのだろうか?
私は、前に進みたいのであって…
傷のなめ合いがしたいわけではない。
そんなことに気付いてしまった。
たしかに居心地はいい。
それに、ミランに必要な
共感も得られる。
同じ自殺願望のある人もいる。
でも、ある出来事をきっかけに
そこを離れたミラン。
それは…
自殺の連鎖を目の当たりにしたから…
5人グループの自殺願望強めの人のうち
1人が自殺で亡くなった。
リスカのような方法ではなく…
確実に死ぬ方法で…。
あっという間に…
そのグループ全員が亡くなった。
共感という名の薬の副作用。
当時、自殺願望の強かったミラン。
たぶん、ここにいたら…
引き込まれる
だから、離れた。
来るのやめようと思った最後の日…。
仲良くなった人にも
来るのやめたほうがいいと
言おうとしたけど… やめた。
何故なら、彼らには…
まだ、この居場所が必要だと思ったから…。
ミラン一人だけで離れた。
ただ、今、考えてみると…
自殺願望強かったのに…
なぜ、そこから逃げようとしたのか?
自分でも不思議。
なぜだろう?
今思うと…
やはり…
このままで終わりたくない
という気持ちがあったのかもしれない。
たぶん、自分の中にある
疑問の答えを見つけてから
死にたかったのかもしれない。
でも、何度も衝動的にODを繰り返し…
見つけた結論。
見えない力に生かされ
何らかの使命を果たさないと
きっと、死なせてもらえない
そんな風に感じてから
ODをやめた。
何度、ODで頑張ってみても
自分自身を痛めつけても
死なない自分の体。
それならば…
徹底的に生き抜いて…
その生きる意味とやらを
見つけてやろうじゃないか!!
みたいな結論に至り…
当時は、持病と共存ではなく
根治を目指してたけど…
今は、アップダウンが激しくなるため諦めた。
そして、今のミランに至るわけです。
正直、なぜ、あの時…
あの人たちが死ねたなら…
自分も死ねるはず…
と思わなかったのか…
自分でも不思議ではある。
でも、きっと、意味のあることなんだろうな…
と漠然と感じているミランです。