
2015/12/06◇川越に行ってきました。
川越は小江戸と呼ばれ蔵造りの町並みが有名です。
横浜からだと東急東横線が副都心線・東武東上線に乗り入れており乗り換えなしで便利です。
◇最初に行ったのは喜多院です。
喜多院は天台宗の寺院で、徳川家康のブレーンをつとめた天海僧正が住職を務めたため栄えました。
タイトルの写真は客殿で江戸城からの移築です。中には、徳川家光誕生の間があります。
現在の江戸城本丸跡は公園になっていますが、昔はこんな建物が立ち並んでいたのでしょうか。
境内には他にも江戸時代の建物が現存しています。庭園の紅葉も見ごろでした。
【↓喜多院の紅葉】
つぎに訪れたのは川越城です。
江戸時代、川越城は江戸城の守りとして譜代大名が配置されました。江戸時代以前も関東管領上杉氏や
後北条氏の拠点として知られ古くからの歴史があります。
残念ながら城跡のほとんどは市街地になっていますが、本丸御殿が現存しています。
明治時代になり、不用になった御殿は壊されたため、現存しているのは貴重です。
【↓川越城本丸御殿】
【↓本丸御殿 大広間】
川越城には三層の富士見櫓が建てられていたそうです。
川越高校の隣にある小高い丘がその跡地で、じつは前方後円墳の墳丘だとか。
【川越城 富士見櫓跡】
最後は蔵造りの町並みです。
市内の一番街には江戸時代以来の蔵造りの町並みが残されています。
昔、川越に大火があり、復興後に当時の商人たちが建てたそうです。
江戸の町並みもこんな感じだったのでしょうか。
【↓蔵造りの町並み】