父の日

お天気が今一な日曜日

今日は父の日です

既に父は他界してますけど

亡くても父の日には　お父さんを思う訳です

もう２８年になります

丁度今時期より少しまえの５月１２日

世間のGWが明けて間もなくでしたね

危篤の報を受けて飛行機に飛び乗り父の入院する病院へ

もう既に意識は無くて

でも父の手を握り　「〇〇子だよ～来たよ～！」って

父の耳元で囁きました

意識のない父のては　その私の握った手をギュっと握り返しました

そしてね　目をカッと開いてニコ～っとしたんです

でもその後ICUに入っていたので　機械がピコピコ鳴り出して

医師から興奮してますねって　言われました

父は確かに私を確認してくれたんだって

そう感じました

それから１週間後に　逝ってしまいました

あれから２８年

父の日も２９回目です

娘の目から見ても　ダンディーでカッコいい父でした

サラリーマンで毎日スーツをビシっと着て

革靴履いて　

その革靴を毎週日曜日　クリームを塗って磨くのが子供達

特に二女だった私の役目でした

何足も磨きあげて　ピカピカになった父の革靴をみるのが楽しみな私でした

母が毎日父のスーツのズボンにアイロンをかけて

部屋の鴨居にハンガーに吊るしてました

遠い昔の想い出です


横浜の実家で幼い私を抱く父


品川区の父の勤務先の社宅の近所の神社のお祭りでの３ショット

背の高い方が私です小学校３年生でした

子煩悩な父でした

昭和初期の産まれなのに　何となく古臭い考えの人ではなく

当時　女の子は正座したら膝が曲がるから正座しなくて良いとか

その為に食卓テーブルを買って椅子に座る生活も率先してました

女の子だって求められたら自分の意見をキチンと言える人間であれと

女の子の前に自立した人間であれと

そんな事を幼い３姉妹に父なりの教育方針を唱えてくれました

今　その父の教えを守れてるか　ちょっと自信はありませんけど

父は６６歳で亡くなりました

後２か月半ほどで　私もその年齢になります

不思議な感覚です

父が居たから　そして母が居たから

私は今ここにこうして生きている

母の日同様　父の日も

共に亡きになりましたけど

両親に感謝する１日です

お父さん　もう〇〇子　頑張れよって　見ててくれてるって思います

父の娘で良かった　ありがとぅ　お父さん