「トランスジャパンアルプスレース」のNHKスペシャルを見た。
すごい!もうすごすぎる。
このレースの存在は何となく知っていたし、何年か前には女性の方が優勝していて
「すごい人がいるものだなぁ」と思っていたのだけれど、
ここまで過酷で、ここまで超人的だとは。
本当に釘付けだった。
1日で槍が岳まで到着してしまう脚力や、
一体何をけずればそうなるの?というほど少ない装備、
どれをとっても驚くことばかりだけど、
何より出場している方々がみなとても素敵だった。
過酷なレースの最中だから、言葉は少ないのだけど、
極限の疲労状態でも笑顔を見せてくれた元ガン患者の選手や、
レース序盤で、悔しいに違いないのにいさぎよくリタイアを決めた選手、
そして驚異的なタイムで優勝した選手、
レースが終わっても走り抜く選手、
みんながみんな、とても潔くてかっこいいのだ。
特に、トップ独走の望月選手の故郷が南アルプスと知り、
「これから南なんで」と嬉しそうな顔で語るのを見たときは、
心の中で思わず「南下コースでよかったね。がんばれ~!」と
妙なエールを送ってしまった。
あまりにすごいレースで、見終わったあとぼ~っとしてしまったけど、
その後レースが始まった経緯を知りたくて、ネットを見ていたら、
あることを発見。
主催者の方を調べたところ「岩瀬幹生」さんというお名前。
すぐには分からなかったのだが、さらに調べると、実はこの方、
90年代後半、南アルプスを一日で踏破していた、と知りピンときた。
当時、南アルプスの「光岳」の小屋のノートに記された
「北岳 0:00発 光岳23:●● 着」という走り書きが
周囲で話題になっていた。
一体、どういう意味なのか?まさか一日で行ったの?という
憶測が飛び交っていたが、その数カ月後、ヤマケイのクロニクルに
まさに一日でこのルートを踏破した記録がのったのだ。
「このことだったのか」という思いと、
凡人には想像もつかないタイムに、「一体何が彼を駆り立てているんだろう」という
思いを抱いたことを思い出した。
その後PEAKSの記事を発見し「勤め人だから時間がなくて考え出した方法」
であると知り、さらに圧倒された。
今みたいに「トレイルラン」などという言葉が一般化していない時代に、
ともすればヤマ屋からも奇異の目で見られるようなことを続け、
こんな大会にまで育てあげるなんて・・・番組とあわせて二重に圧巻でした。
すごい!もうすごすぎる。
このレースの存在は何となく知っていたし、何年か前には女性の方が優勝していて
「すごい人がいるものだなぁ」と思っていたのだけれど、
ここまで過酷で、ここまで超人的だとは。
本当に釘付けだった。
1日で槍が岳まで到着してしまう脚力や、
一体何をけずればそうなるの?というほど少ない装備、
どれをとっても驚くことばかりだけど、
何より出場している方々がみなとても素敵だった。
過酷なレースの最中だから、言葉は少ないのだけど、
極限の疲労状態でも笑顔を見せてくれた元ガン患者の選手や、
レース序盤で、悔しいに違いないのにいさぎよくリタイアを決めた選手、
そして驚異的なタイムで優勝した選手、
レースが終わっても走り抜く選手、
みんながみんな、とても潔くてかっこいいのだ。
特に、トップ独走の望月選手の故郷が南アルプスと知り、
「これから南なんで」と嬉しそうな顔で語るのを見たときは、
心の中で思わず「南下コースでよかったね。がんばれ~!」と
妙なエールを送ってしまった。
あまりにすごいレースで、見終わったあとぼ~っとしてしまったけど、
その後レースが始まった経緯を知りたくて、ネットを見ていたら、
あることを発見。
主催者の方を調べたところ「岩瀬幹生」さんというお名前。
すぐには分からなかったのだが、さらに調べると、実はこの方、
90年代後半、南アルプスを一日で踏破していた、と知りピンときた。
当時、南アルプスの「光岳」の小屋のノートに記された
「北岳 0:00発 光岳23:●● 着」という走り書きが
周囲で話題になっていた。
一体、どういう意味なのか?まさか一日で行ったの?という
憶測が飛び交っていたが、その数カ月後、ヤマケイのクロニクルに
まさに一日でこのルートを踏破した記録がのったのだ。
「このことだったのか」という思いと、
凡人には想像もつかないタイムに、「一体何が彼を駆り立てているんだろう」という
思いを抱いたことを思い出した。
その後PEAKSの記事を発見し「勤め人だから時間がなくて考え出した方法」
であると知り、さらに圧倒された。
今みたいに「トレイルラン」などという言葉が一般化していない時代に、
ともすればヤマ屋からも奇異の目で見られるようなことを続け、
こんな大会にまで育てあげるなんて・・・番組とあわせて二重に圧巻でした。